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消費者金融大手の三洋信販(本社・福岡市)は21日、名前や住所など322人の顧客情報が社外に流出したことを明らかにした。
同社の個人情報については、今回のとは別に4回、それぞれ別の人物などから計447人分のリストが同社に持ち込まれ、うち208人は融資残高の情報も漏れていた。情報流出は計769人分となり、同社は容疑者不詳のまま偽計業務妨害などの疑いで、福岡県警に告訴・告発を検討している。
同社によると、今回流出した322人分の顧客情報は、昨年7月11―15日の間に電算システムから流出した可能性が高い、としている。いずれも名前や住所のほか、生年月日、性別、未婚・既婚の別などの個人情報で、融資残高や延滞の有無といった信用情報は含まれていなかった。
同社の個人情報については、約32万人分以上のデータが流出したとの指摘もあり、同社は「確認は取れないが、その可能性も否定できない」としている。
これまでの調査で、情報が流出した時期は昨年7月と10月だったことがわかったが、情報を持ち出した人物や実際に流出したデータの総数は特定できていない。最悪の場合、約200万人分の全顧客情報が流出している恐れもあるという。
三洋信販は、消費者向け無担保ローンで武富士やアコムなどに次ぐ業界大手で、昨年9月末の貸付残高は約4143億円。店舗数は無人を含め1070。1959年創業。
(2004/2/21/12:18 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040221it03.htm