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http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20040219/SHAK-0219-02-19-59.html
大阪国税 8000万円所得隠し指摘
滋賀県豊郷町の町立豊郷小学校の新校舎建設工事を請け負っている「桑原組」(同県安曇川町)が平成十二年に大阪国税局の税務調査を受け、約八千万円の所得隠しを指摘されていたことが十九日、分かった。約八千万円は指定暴力団山口組系組長に課税対象とならない貸付金として提供されていたが、返済期日がないことから、国税局は寄付金と認定、仮装、隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しと判断した。
同社はほかにも取引先に対する貸し倒れ引当金の経理処理をめぐるミスなど、約一億五千万円の申告漏れも指摘された。すでに修正申告に応じている。
資金提供を受けたのは、指定暴力団会津小鉄会の故高山登久太郎元会長の長男で、草津市長選に絡む公選法違反(特定寄付の禁止)容疑で逮捕、公選法違反罪で起訴された山口組系組長の高山義友希被告(四七)。
高山組長は資金提供当時は暴力団組長ではなかったが、自身が役員をしていた建設会社が滋賀県警に暴力団系企業と認定されていた。
桑原組は昨年十一月、不正な資金提供を調べていた滋賀県警の家宅捜索を受けた際、押収書類から、確定申告の添付書類が偽造されていた疑いも浮上し、元経理担当役員らが有印私文書偽造、同行使容疑で逮捕されている。
桑原組は滋賀県内で大手の建設会社。産経新聞の取材に対し「コメントできない」としている。