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<東京佐川急便>渡辺・元社長、すでに死去 特別背任で刑確定
「政界のタニマチ」と呼ばれ、東京佐川急便事件で特別背任罪に問われて有罪が確定していた渡辺広康(わたなべ・ひろやす)同社元社長(69)が1月に死去していたことが分かった。
新潟県出身。運送会社「渡辺運輸」を設立し、佐川急便との業務提携を経て77年に社名変更した「東京佐川急便」の社長に就任した。業界の中核企業に成長させるとともに、政治家や暴力団関係者への人脈を広げ、芸能人やスポーツ選手のスポンサーとしても知られた。
92年、指定暴力団稲川会系企業などに返済の見込みがないのに約400億円の融資や債務保証をして損害を会社に与えたとして、商法の特別背任容疑で逮捕された。03年3月に最高裁で懲役7年が確定したが、刑の執行は停止されていた。
この捜査の過程で、右翼団体が故・竹下登元首相に対して行った「ほめ殺し」と呼ばれる街頭宣伝活動をめぐり、渡辺元社長が暴力団幹部に中止の仲介を依頼した「皇民党事件」が発覚。さらに東京佐川から5億円の裏献金を受けた故・金丸信元自民党副総裁が政治資金規正法違反で略式起訴され、その後の巨額脱税事件やゼネコン汚職につながった。(毎日新聞)
[1月31日19時53分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040201-00000034-mai-soci