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【「痛み分け」ではなく本多惨敗は明白】週刊新潮:"看板記者が受けていた「豪華スキー旅行」"記事
http://www.asyura2.com/0401/nihon11/msg/253.html
投稿者 やました 日時 2004 年 1 月 31 日 13:45:38:ygtWAXs6K7V.w
 

http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/20040205/mokujitxt.html
週刊新潮04/2/5
「朝日新聞の良心」と言われた看板記者が受けていた「豪華スキー旅行」

元朝日新聞記者の疋田桂一郎(02年に死去)、本多勝一(72)の両氏が、リクルート社からスキー旅行の接待を受けていたと報じられた記事を巡る訴訟に、1月21日、東京地裁の判決が下った。「旅行はリクルートの接待と冒える」。裁判所の見解は明快だったが、両氏と争っていたジャーナリスト、岩瀬達識氏(48)にも損害賠償を命じるなど、スッキリしない面が残った。

足掛け7年に及んだ裁判の争点はリ社による元朝日記者への接待の有無だった。
小野剛裁判長は、リ社の江副清正社長(当時)が現地で主催した高額の懇親会を含め、
「費用のほぼ半分しか負担しておらず、旅行はリクルートの接待と言える」
と明確に述べ、本多氏に200万円、故・疋田氏にも50万円をそれぞれ岩瀬氏に支払うように命じた。
が、一方の岩瀬氏に対しても、「ホテル代とリフト代を一切支払わなかったという記述は真実ではない」
として計176万円の支払いを命じた。何とも歯切れの悪い判決である。
(中略)
その2人の看板記者がリ社の接待を受けていたというのだ。岩瀬氏が言う。
「本多氏側の反論は、当初は〃接待ではない〃といったものでしたが、徐々にエスカレートして僕の記事を捏造とまで主張するようになった。そうまで言われては黙っていられないので、僕が先に1000万円の損害賠償を求めて告訴したら、彼らが併せて1億7800万円を求めて反訴してきたんです。判決では9割方、こちらの主張が認められたと思っています」
岩瀬氏の記事が出た後、本多氏は『週刊金曜日』などで反論し、疋田氏も『書かれたらそれまでよ日誌」という本を自費出版したが、特に本多氏の反論は凄ましかった。一例を挙げよう。
〈この捏造記事を書いたのは岩瀬達哉というパパラッチ記者であり(中略)、講談社の飼い主にカネで雇われた番犬・狂犬の類であって、よく卑しい職業の例にあげられる売春婦よりも本質的に下等な、人類最低の、真の意味で卑しい職業の連中である〉(『週刊金曜日』97年10月3日号)
到底、『日本語の作文技術』などを著している記者の文章とは思えない。
〈被告本多記事は、原告に対する人身攻撃であって、原告記事と対比してその方法、内容においてやむを得ないものと考えられる限度を超えているといわざるを得ない〉(判決文)
ホテル代一つとってみても、「接待」の事実は明白だ。「ホテル安比グランド」に宿泊した本多氏らのスキーグループは、チェックアウト時に21万円余を支払っているが、実際の費用は66万円強。ホテル側はリクルートコスモスに残額の支払いを求める請求書を発行している。
〈リクルートコスモスないしリクルートは、本件請求書にかかる45万4000円を安比グランドに対して支払ったと認めるのが相当である〉(同)
本多氏の代理人である高見澤昭治弁護士は、
「依頼人と話し合い、近く控訴するかどうか決めます」
と言うが、「接待はなかった」とする看板記者たちの主張は、まるで説得力がない。
朝日新聞社広報部は、「弊社のOBが退職後に個人として起こした訴訟であり、社としてコメントする立場にありません」
と言う。朝日の記者だからこそ、接待を受けたのだという認識はないようだ。

腰が引けた判決
「スキーツアーの前に、朝日は就職問題を巡りリクルートに対する批判キャンペーンを展開していました。疋田さんや本多君は、そのへんのことをどう思っていたのでしょうかね」
と言うのは、本多氏の同期である本郷美則氏(朝日新聞・元研修所長)である。
「費用の一部を払っているから接待ではないという論理は通用しません。本多君は〃接待だったら筆を折る〃とまで書いていた。裁判所から接待であると認定されたことで、今後の自身のあり方にも腹をくくらなければならないでしょう」
本多氏は知床の自然を保護すべきだという主張をしてきた。その氏が、自然破壊そのものとも言えるスキーリゾートで「接待を受けていた」と認定されたのだ。
「要するに言行不一致なんです。判決文を読むと接待を受けたのは明らか。現役なら厳罰は当然で、社友の資格も剥奪するべきです。朝日人の多くは、本多氏らの弁解は強引すぎると見ていました。〃腰が引けた判決だ〃と電話をかけてきたOBもいましたよ」(別の朝日新聞関係者)
日大の板倉宏教授の話。
「判決文には訴訟費用の8割を本多氏が負担せよとあります。これを見ただけでも本多氏の実質的敗訴であることは明らか。記事の基本的なところは真実だと認めながら、一方の請求も認めるというのは最近の裁判の傾向なんですが、こういうのは問題です。相手が朝日の記者だから、両成敗的な決着のつけ方をしたとは思いたくありませんが」
このスキーツアーの翌年、朝日の報道でリクルート事件が社会問題化したわけだが、「竹下内閣を倒した朝日のリ社報道を財めた」というOBらの声を本多氏はどう聞くだろうか。

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