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警察庁が今年度全国に配備した新型アルコール検知器の一部に不具合が見つかった問題で、同庁は22日、これまで問題が報告されていない同じメーカーの従来型検知器についても、基本的な仕組みが同じであるため、新型とともに、有識者からなるプロジェクトチームを設置して、検証することを決めた。同庁は同日開催の国家公安委員会に事実関係を報告した。
検知器は「ヤナコ計測」(本社・京都府)製。アルコールが赤外線を吸収する仕組みを利用し、呼気を注入した「セル」と呼ばれる筒に上部から赤外線を照射、底部のセンサーが受け取る光度でアルコール度数を検知する。新型は精度向上を目的にセルの内側に金メッキを施している。新型を外気が低い場所で使用するとセル内に結露が生じ、光度が下がってアルコールが含まれているのと同じ状態になることが分かっており、構造的欠陥の可能性が強いという。
従来型は石川など7県に36台配備され、和歌山178件、兵庫11件、福井2件の計191件の取り締まり実績がある。うち1件は処分を見合わせ、問題が発覚した昨年11月以降、使用を中止した。【窪田弘由記】
[毎日新聞1月22日] ( 2004-01-22-13:02 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040122k0000e040057000c.html