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社会ニュース 更新日時 : 2004年01月11日(日)03:43
10日午後9時50分ごろ、福岡県築城町築城、航空自衛隊宿舎(鉄筋5階建て)の自衛官棚田和彦さん(29)方から出火、棚田さん方の住居部分約30平方メートルが全焼した。棚田さんの妹、畑福久美子さん(28)の子どもの双子で、4歳になる春輝ちゃんと拓輝(ひろき)ちゃんの2人が死亡。棚田さんの祖母、百合子さん(78)が軽いけがをした。
豊前署などによると、「黒い煙が上がり、においがする」と近所の人から119番通報があった。一家は棚田さん、百合子さんと畑福さん家族の計5人暮らし。出火当時、棚田さんと畑福さんは不在だったという。
同署は11日午前9時から現場検証するとともに、百合子さんから出火当時の様子について事情を聴く。
京築広域圏消防本部(同県豊前市)によると、春輝ちゃんと拓輝ちゃんは同県行橋市の新行橋病院に運ばれたが、搬送時、すでに心停止状態だった。同本部管内の消防署などからタンク車3台、ポンプ車1台など6台が出動し、消火活動に当たったという。
現場には、鉄筋5階建ての自衛隊宿舎が2棟あり、火災が起きたのは北側の1号棟。棚田さんの部屋は1階の最も東側だった。消火には、京築広域圏消防本部西部分署と航空自衛隊築城基地の消防車両が合同で当たり、30分足らずで鎮火した。
同じ棟の住民は「火の手は見えなかったが、黒い煙が窓からものすごい勢いで噴き上がっていた。あの煙に巻かれたのでは、子供ならひとたまりもなかったのではないか」と顔をこわばらせた。宿舎外側の白い壁のところどころには、煙の跡が残っていた。
付近には、11日になっても築城基地の隊員が現場保護のため、見張りに残った。隊員は「出火の原因は現在のところ全然見当がついていない」と困惑した表情だった。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040111/K0010191911025.html