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■ INTERNET Watch
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■インターネット事件簿 第3回
:京都府警がWinnyに叩きつけた挑戦状
―「われわれはすべてを解き明かした」 [2004/1/7]
http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/jiken/2004/01/07/index.htm
TEXT:佐々木 俊尚
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重要箇所を一部抜粋。
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■国内トラフィックが2割近く減少するほどの衝撃
ファイル交換ソフト「Winny」のユーザーが逮捕された事件は、インターネットの世界に激震を与え続けている。
インターネットマルチフィードが提供しているを見ても、Winny逮捕劇があった2003年11月末以降、
国内のトラフィックは落ち込んだままとなっていることがわかる。
年明けに若干増加しているものの、ファイル交換ユーザーが摘発の不安に震え上がっている様子が、
グラフから浮かび上がってくるようだ。
捜査関係者が、声を潜めて語る。
「Winnyの作者は、某有名国立大学の助手を務めている人物です。
学内での立場もあり、今回の事件で家宅捜索を受けたことで
開発をこれ以上進めるのは無理なのではないでしょうか」
また、事件を手がけた京都府警の捜査幹部は、
「Winnyの匿名性は完全に暴かれたといっていい。
今後、Winnyの仕組みを使ってファイル交換を行なえば、
いつでも警察に摘発される状態になるということだ」
と誇らしげに胸を張った。果たして、今後“ファイル交換”というアンダーグラウンドな文化はどうなるのだろうか?
〜中略
■これからは、日本中の警察によって摘発が行なわれる可能性がある
京都府警幹部は、
「今回の摘発で、全国の都道府県警察から技術的な問い合わせをたくさん受けている。
情報はすべての警察で共有するというのが基本なので、
これからは日本中の警察によって摘発が行なわれる可能性がある」
と話す。もっとも、今後Winnyユーザーの摘発が各地で進むかどうかは、実は若干疑問符のつくところではある。
WinMXとWinnyの摘発を行なった京都府警のハイテク犯罪対策室は、生活安全部の下にある。
各都道府県警にある生活安全部はコンピュータ犯罪や悪徳商法、麻薬、少年犯罪などを専門にしているが、
特に悪徳商法やコンピュータ犯罪については「初物」を意識する県警が非常に多い。
「国内で初めて○○商法を摘発」「国内で初の○○犯罪摘発」といった記事が新聞やテレビに出るのを好むのである。
今回、Winnyという超大型の「初物」は京都府警がモノにした。
他の県警にとっては、京都の二番煎じでWinnyを追うよりは、他のコンピュータ犯罪を狙う方が警察内部での評価は高くなる。
実際、2001年にWinMXのユーザー2人が京都府警に摘発された後、他の県警はWinMX摘発を積極的には行なっていない。
以下略
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