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(回答先: 求む!名機と呼ばれるキーボード【IT_Media記事】小生ノートPCにキーボードを利用するキーボードこだわり派です。(^ 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 7 月 07 日 07:11:56)
どんなキーボードが売れている?【IT_Media記事】過去本文中では紹介。URL切れなので再掲します。
http://www.itmedia.co.jp/news/0207/12/nj00_clevery_key.html
2002年7月12日 11:31 PM 更新
コストダウンの犠牲となって“スペックダウン”を強いられているPC付属のキーボード。そのせいか、別売りキーボードが良く売れているという。キーボードでは秋葉原随一の品揃えと評判の高いクレバリー2号店に、キーボードの売れ筋や最近の動向、ユーザーが今どんなキーボード求めているのかを聞いてみた
「キーボード」――PCを使う時に人間が1番多く触れるインタフェースなのだが、実際はそれほど注目されていない。それは、PC自体が、CPUやグラフィックボードの処理スピードは追い求めても、キーボードにこだわったモデルは少ないことからも想像がつく。むしろ、デスクトップPCなどではコストダウンの犠牲となって、進化を続けるPCの中で唯一“スペックダウン”を強いられている数少ないPCパーツというのが現実だ。
だがユーザーは決して、このようなPC環境に満足してない。その証拠に最近、別売りのキーボードがよく売れていると聞く。
「キーボードの品揃えや販売量は、秋葉原で1番」と評判の高いクレバリー2号店にキーボードの売れ筋や最近の動向を聞き、ユーザーが今どんなキーボード求めているのかを探ってみた。
クレバリー2号店
同店は、秋葉原の中央通りから1本奥に入ったPCパーツショップが建ち並ぶ路地の一角に店を構える。昨年6月29日の新装オープン時に、1号店で力を入れていたキーボードコーナーを受け継ぐカタチでキーボード関連の品揃えを強化したという。
店に一歩入ると、壁一面に展示されているキーボードに圧倒される。展示商品は全て実際に触ってキータッチを確かめることができるのも、ユーザーに支持されている理由の1つ。現在は、常時160〜200種類の在庫を抱え、毎週400台をコンスタントに販売するとか。秋葉原随一のキーボードショップには、平日でも客足は絶えない。
壁一面に展示されたキーボードは、全て実際に操作することができる
「キーボードを求めて当店に来るお客さんは、初心者からこだわりのマニアまでさまざま。年齢層の中心は20歳代後半から30歳代だが、50〜60歳代のユーザーも多く訪れる。男性がほとんどだが、20%ぐらいは女性ユーザーとなっている」(富田茂店長)。傾向としては、高年齢になるほどこだわりのユーザーが増えるという。
特に、名機といわれるIBM製キーボードの使い心地をリアルタイムで経験している40歳以上のユーザーが、「昔のIBMのキーボードはないか」と同店を訪れるケースも少なくないとか。そんなこだわりのユーザー向けには、IBMがキーボード製造を移管したUNICOMP製のバックリングスプリング方式キーボードで対応しているという。
UNICOMP製のバックリングスプリング方式英語キーボード。キーボードとしては“破格”の1万5800円という価格ながら「月に2、3台はコンスタントに売れていく」(富田店長)
また、昨日の記事でも取り上げた東プレのRealforce 106も引き合いが多く、「ほとんどが指名買い。1万6千円もするキーボードが、入荷すると1週間もたたないうちに売れてしまう」(富田店長)。もちろん現在は在庫切れで、出番がない見本品だけが棚の上のほうに隠されていた。次回の入荷は7月末とのこと。
東プレのRealforce 106も引き合いが多い
ただし、ほとんどのユーザーは、このような1万数千円もするキーボードよりも、1000〜5000円前後の購入しやすい価格帯のキーボードを選んでいくようだ。最近の売れ筋1位は、意外にもデザイン優先のエレコム製“バイオ風カラー”USBミニキーボード(実売3280円)。富田店長によると、最近はキータッチと同じくらいにデザイン(色)にこだわるユーザーが多く、従来のオフホワイトよりもブラックやシルバー、ブルーといったカラーの製品が売れ筋上位に入ってきているという。また最近は、テンキー無しで少し小ぶりなミニキーボードの売れ行きが好調で、販売全体の半分がこれで占められているとのこと。
売れ筋1位は“バイオ風カラー”USBミニキーボード
FILCOのブルー仕様も売れ筋上位
「実は最近、1000円台の安価なUSB対応キーボードもよく売れている」と富田店長。理由は、プレイステーション2用オンラインRPG「ファイナルファンタジー(FF)XI」だ。ユーザー間でチャットをする際にPS2本体に接続して使用するもので、ブロードバンド担当のS記者によると「スムーズなコミュニケーションには必須のアイテム」になっているようだ。ただしキーボードによっては、動作に不具合が起こるということで、同店にもFF XI での動作を店員に確認してから購入するユーザーが多いとか。
富田店長自身は、PFUのHappyHackingKeyboardと、同店オリジナルの“金色キーボード”(中身はFILCO製)を使い分けているという。最後に、今ユーザーが求めるキーボードについて語ってもらった。
「東プレのような打ちやすいキーボードが1万円以内で出てくれれば、結構売れると思う。お客さんは1万円を超えると、財布の紐が固くなるようだ。Windowsキーはいらないというユーザーが多い。全体的には最近、日本語106キーボードで質の良いものが少なくなっている。個人的には、昔の“アルプスキー(スイッチ)”を採用した日本語106キーボードが欲しいですね」。
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クレバリー
[西坂真人, ITmedia]
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