★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > IT5 > 650.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
<電脳人> ITとサイバー戦争【東京新聞】
http://www.asyura2.com/0401/it05/msg/650.html
投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 6 月 17 日 19:23:35:WmYnAkBebEg4M
 

<電脳人> ITとサイバー戦争【東京新聞】
安保 克也
http://www.tokyo-np.co.jp/00/dgi/20040603/ftu_____dgi_____002.shtml

 先日、衆議院憲法調査会(中央公聴会)に公述人として出席、二十一世紀の新しい戦争に対応するためには憲法改正が必要であると主張した。サイバー戦争に関して、国防認識を正しくしてほしかった。

 情報技術(IT)が進歩し、戦争の形態が大きく変わった。ステルスウイルスなどで国の防衛システムを攻撃できる一方、誤情報のばら撒(ま)きもできる。議員からは「まるでSF小説のようで驚いた」と言われた。それを聞いて公聴会に参加した目的を達したような気がした。

 ITに理解がある議員はまだ少数で、想像を超えるような近未来の国家像を彼らに持つことを求めるのは無理があるのかもしれない。だが、あと数年もすれば民意も大きく変化し、新しい国家像を求める声が高まるかもしれない。新人類と呼ばれた世代が中核となりつつある昨今、今度はその新人類に代わって、携帯電話やインターネットを利用するのが当たり前の電脳世代が社会を担うのだ。

 二十一世紀の戦争は、われわれがこれまで思い描いていたような戦争ではないことに早く気がつくべきだ。ITという素晴らしい技術が、戦争や犯罪などの道具に転用される危険性がある。だが、それ以上にITはわれわれの社会生活に利便性を与える。そのような素晴らしいITをどう活用するのか、という国家戦略を国会議員らに感じられなかったことは残念だった。

 現実のハイテク社会の進歩から目を背けることは、現実からの逃避でしかない。いまの国会議員は、果たしてわれわれ国民を幸福に導くことができるのであろうか、と感じたのである。

 (あんぼ・かつや=日本電子専門学校講師)

 次へ  前へ

IT5掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。