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Winny検知ツールを用いて、ファイル公開者のIPアドレスを表示した画面イメージ
ネットエージェント、Winny上のファイル共有者を特定するソフトを開発
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/13/3084.html
ネットエージェントは13日、Winnyのユーザーがどのようなファイルを共有しているかを特定するソフトウェアを開発したと発表した。このソフトウェアにより、Winnyの全貌解明や、違法ユーザーの抽出が可能になるとしている。
ネットエージェントは、WinnyやSoftEtherなどのパケット内容を解析することにより通信を遮断するファイアウォール製品「One Point Wall」を開発し、販売を行なっている。今回発表されたソフトウェアは、One Point WallでWinnyを解析する際に用いたツールから作成されたという。
これまでの解析ソフトウェアでは、Winnyのパケットの暗号を解読して、Winnyのネットワークに流れているキーワードやファイルの内容などを調べることが可能となっていた。今回発表したソフトウェアでは、Winnyのノード情報(参加しているユーザーのIPアドレスや登録しているキーワード)や、共有されているファイルごとに、そのファイルを公開しているユーザーのIPアドレスが取得できるようになったとしている。
販売されているOne Point Wallの製品では、Winnyによる通信を遮断する目的のため、ログとしては受信および送信先のIPアドレスとポート番号のみを記録する。ネットエージェントによれば、Winny検知システムはOne Point Wallの開発のために用いたツールであり、Winnyの暗号やネットワーク構造を確実に解析していることを示すために発表したもので、一般に販売する予定はないという。
関連情報
■URL
ネットエージェント(One Point Wall、Winny検知システムに関して)
http://www.netagent.co.jp/onepoint/winny.html
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・ Winnyの暗号を解読してブロックできる「One Point Wall」リリース(2004/02/17)
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( 三柳英樹 )
2004/05/13 13:44