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中国の科学研究機関と人民解放軍は8日、中国の国防政策として進めてきた情報プロジェクトが20周年を迎えたことを記念し、シンポジウムを開催。衛星通信技術、スーパーコンピュータ開発、軍用マイクロコンピュータ開発の3方面で得た成果を発表した。中国新聞社が伝えた。
中国で、通信衛星のテストモデルである「東方紅2号」の打ち上げに成功したのは1984年で、中国の宇宙開発技術が試験段階から初めて実用段階に達した年となった。この成功は現在の中国における衛星放送、データ通信、eラーニング、「村村通」プロジェクトなど衛星通信技術の基礎となったともいわれており、その貢献度は高いと評価された。
スーパーコンピュータ開発では、1983年に最初のスーパーコンピュータ「銀河−I」を開発して以来、92年には「銀河−II」、97年には「銀河−III」を開発。これらは中国の国防に大きな効果を発揮したばかりでなく、民間のコンピュータ開発の促進、果ては中国を情報化社会に押し上げた立役者となったとされる。
また、軍用マイクロコンピュータ開発でも、軍用技術の情報化、デジタル化を進め、軍事機器の自動制御システムの発展に貢献したと評価された。今後はさらなる情報化の促進をプロジェクトの中心に据え、世界の軍事情勢に対応していくことが提言された。(編集担当:緒方隆次)(サーチナ・中国情報局)
[4月9日12時46分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040409-00000020-scn-sci