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米サン・マイクロシステムズ(米カリフォルニア州)と米マイクロソフト(米ワシントン州)が今月6日(米国時間)、歴史的な和解を行ったことについて、サン・マイクロシステムズ(東京都世田谷区)は、「ネットワークサービスを広げるために、マイクロソフトと提携したほうが早いと判断した。マイクロソフトの陣営に入ったわけではない」と説明し、今後も競争関係を維持していく考えを示した。
会見した末次朝彦常務は、今回のMSとの和解について、「当社はネットワークサービスをさらに広げたいと考えている。そのためにはすでに多くの人が持っている環境と連携したほうが早い。一方で、当社のオープンな環境は、市場で一定の支持を得ている。2つの社のテクノロジーをお互いに尊重し、提携したほうが早く目的にたどり着ける。そう判断し、和解に至ったと考えている。結果として、顧客のコスト削減、システムの複雑性を排除できることにもつながる」と述べ、目指す目標が一致していることから和解に至ったと説明した。
その上で、「業界へのマイナスの影響はない。一部には、マイクロソフトと戦うサンの姿勢が崩れたと、一時的にがっかりしたという雰囲気があるのも感じている。オープン環境を主張しつづけるサンとしては、依然競合を続けていく」と述べ、両者の競争によってサービス展開が加速されるとの認識を改めて示した。
また山本恭典プロダクト・ソリューションマーケティング本部長は「サンの主張がすべて受け入れられたので和解した。決してマイクロソフトの陣営に入ったのではない」と強調した。【田上 昇】
サン・マイクロシステムズ
http://sun.co.jp/
2004年4月6日
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/computing/news/20040406org00m300110000c.html