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(回答先: テクニックとしての作文技術の獲得。 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 3 月 12 日 23:59:36)
「文章の読みやすさを高める。」ためのメモ。
読みやすい文章を書くため気をつけているメモです。『SEを極める最強仕事術』(日経BPムック)に出ていました。
なかなか、そう思うようにはいきません。しかし、漫然と書くのではなく、普段から注意していれば、1年後、2年後には大きく違ってくると期待しています。
正しい文章を書く
・主語と述語を対応させる。
・接続詞や副詞も対応させる。
「なぜなら〜からだ(からである)」「全然〜ない」「決して〜ない」「必ずしも〜ない」「なぜ〜か?」「一体〜か?」「もし〜なら」
・修飾語と被修飾語の係り受けに注意。「読点」の入れ方に注意する
・同じ意味を持つ用語は必ず統一する。
・時制に注意する。過去の出来事は過去形で(紀行文やルポルタージュのように過去のことを現在形で書いたりしない)
読みやすい文章を書く。
・複文(主従関係にある主語・述語の組合せを含む1つの文) 2つ以上の文に分ける。
・文はなるべく短くする。複文は分ける。削れる形容詞・副詞は削る。
・分りやすい語順にする。「主語と述語を近づける」「目的語を述語のすぐ前に配置する」「長い修飾語、短い修飾語の順にする」
・専門用語は説明する。
・逆説の接続詞はなるべく減らす。「しかし」「だが」
・二重否定はなるべく使わない。
・代名詞が指し示す内容を明確にする。
・受身形をなるべく使わない。「動作の主体」があいまいになるから
・語尾に変化をもたせる。「だ。だ。だ。」ではなく「だ。である。だ。」のように交互に使う。
・助詞の「の」を3つ以上つなげない。多くても2つ
文章の価値を高める。
・途中で疑問形の文章を入れて読み手の興味を引きつける。
例、問題点や課題を挙げ、「では、どうしたら良いだろうか」「原因は一体なんだろうか」のように読み手に考えることを促したりする。
・説明の具体性を高めるために、出来るだけ事例やエピソードを入れる。
・数字やデータを盛り込んで、説得力や信憑性を高める。
・単なる事実の羅列にとどめず、事実に含まれている意義や理由・仕組みを説明 する。
※上記ポイントや、「テクニックとしての作文技術の獲得。」で書いたポイントに注意しながら、自分の書いた文章でも良いし、他の人の書いた文章でも良いので添削するのも一興です。例えば、最近遁走された長壁さんの文章などを点検してみると、どうすると文が分りにくくなるか理解できるでしょう。典型的な悪文を見ると、自分にも伝染しそうで心配になるかもしれませんが、、。(^^;