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がんばれ!!ゲイツ君番外編66
http://www.asahi-net.or.jp/~FV6N-TNSK/gates/bangai66.html
かねてよりLinuxについて根拠の無いライセンスの主張をし続けて次々と利用ベンダーに対して訴状を送り続けているSCOですが、最近、Linuxにライセンスフィーを払ってしまったある会社が、このほど公式に「払うんじゃなかった」と声明を発表したようですね。
この「エブリワンズ・インターネット」という会社、当初SCOから「Linuxユーザのモデルケースだ」などと言われてさんざんSCOから広告塔で利用されまくっていたのですが、当のこの会社から正式に次の契約はしない公表されたことでSCOはまさに面目丸つぶれになってしまったようです。
ま、SCOは本件についてはMSの援助を受けていたことはもう事実として公表されていますし、最終目的としてはぎゃぁぎゃぁ騒いでLinuxの評判を落とすことにあるわけですからライセンス契約を結んでくれなくてもいいと言えば良いのですが、これでLinuxを使うことに何も心配もすることが無いという印象を植え付けられたことの方が痛手でしょうね。
それにしてもこの会社も本業そっちのけで裁判ばかりやっていてその費用(MS等の金ですが)が会社の規模に比しても尋常では考えられないくらいの膨大なものになっていますが、いつからこの会社総会屋になったんでしょうか(:-P。こんなユーザ不在の無意味なことをやり続けても何も技術の進歩やユーザビリティの向上などに繋がるわけでもありませんし、ただ自己満足でしかありません。そもそも彼らは今まではちゃんとLinuxを売ってビジネスをしていたんですけれどねえ。
ちなみに、最近はこういった訴訟もあるようですね。MSに会社自体を潰されたベンチャー会社がMSを訴えているものですが、MSと携帯電話の製造で提携をして、MS製のOSを使うことで決まっていたのに、MSからバグだらけのOSを提供されてそのおかげで開発が遅れ、運用資金がショートして倒産と、なんかこの手の話はMSについてはかつてのGo社の件をはじめとしてよく耳にするのですが、訴訟というのはこういう場合にするものですね。しかしまぁあいかわらずやくざなことばかりやっている集団ですね。そのものだという話もありますけれど。
さて、一週間のご無沙汰でしたが皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。年度末ということで慌ただしい生活を送られている方も多いのではと思いますが、体調などを崩さないようにしていただければと思います。また昨日から爆発的に広まっているウィルスもありますしね。しかしこれで業務が止まっている所も多いかと思うのですが(うちの会社などはメール配信が停止になったりしましたし)、これってMSはどうやって賠償してくれるんですかね。
それにしても、こうしたウィルスに冒されるIT社会もそうですが、国際社会ではイラクの他にもイスラエルもまたとんでも無いことになっていますね。イスラエルも国家的に暗殺を実行するなんて国自体がテロ国家だと認定されてもおかしくないですが、こういう所についてはアメリカも何も非難もしないんですよね。
たとえそれが誰であろうが、法律のもとに裁くことをせずにいきなりヘリコプターで襲って銃殺するなんて、そんなことが許されるわけがありません。これでますますテロが激化することは間違いないですが、暴力が暴力を産むのだということをさっぱり解っていない国がアメリカを始めとして多すぎるのですね。まぁそれに追随することしか脳のないコイズミ君などもしかりですが。
そういえばスペインに続いて、イタリアでもイラク派兵からの撤兵の動きが出てきているようですね。イギリスではブレアが嘘の上塗りでメタメタですし、まぁあんな筋肉しか無いような国に追随し続ける愚挙というものに鈍感な国もようやく気が付いてきているようですが、日本も良識を持った判断ができるようになって欲しいものです。
さて、以前からもYahoo!の件についていろいろ情報をお伺いしておりますが、以前実際Yahoo!BBに勤務されていたという方から、今回漏洩事件で逮捕された人物等についての下記のような情報も頂きました。
はっきり言って、全く使えない奴でして(BB!の女の子を口説くのに夢中)、
派遣元にも会社の恥さらしているだけなので、早くきった方がいいよと担当者
に何度も警告してあげたのですが結局僕がいる間、それ以降もずっといたよ
うです。
BB!の社員と言っても、人を上手く使う事ができる人間等殆どおらず、また顧客
サービスという観点から物事を見る事ができない人間が所属長等をやっている
わけですから、いい加減な回答やつじつまが合わない、誠意の無い回答しか
できないのは当たり前でした。派遣社員のオペレータの方がよくわかっている
のですが、オペの意見なんか聞くわけがありません。まるで、社長の分身の如
くの振る舞いをする大学出たほやほやの僕ちゃん達に、いったいどんなカスタマ
サポートができるかは、今までのBB!に対する世論が全て物語っています。
そんなものもお金で片を付けていく、安いサービス料金につられて契約を解除
できない大多数のユーザーや新規客を背に、さらに”邁進”しようとしていくの
が、孫方式なのでしょう。で、それにつられていく側に問題もあるわけです。
日本の経済の縮図みたいな部分もありますね。安い事がいいことだと、290円
の牛丼なら食べるが、国産で400円もするなら食べない。海外で清算すれば
安く売れる。で、工場を海外に移転し国内に失業者を自ら産んでいく...。
ぼったくりもいけませんが、自分達のクビを絞めてしまう、良質な部分を失って
までも安くする必要等あるのかなぁってつくづく思います。
BB!(ソフトバンク)もそういう日本が自ら育ててしまった部分がありますから、
早く自ら(消費者)が断ち切ってあげないと、更におかしな流れを産んでしまう
のではないかと、気が気で日本に帰れません(笑)。
MSに関しても、MS Server 2003のCMで"Do more with less"なんてのを
やってましたが、どうみても"Do more work with less holiday"としか思えな
いし、それでも何が何でもPCやServerはMS製品というおかしな企業(消費者)
が、支えてしまっている部分もありますしね。
まぁ確かに社内で真面目に仕事もしようとしない人間なら、情報漏洩に荷担することも全然躊躇などしないでしょうからそりゃ起きるべくして起きた事件といった所でしょうね。Yahoo!BBについては他のプロバイダと違って怪しげな代理店などもかなり話題になっておりますが、こうした点を内部で全くチェックができていないのでしたら、先週のインプレスの取材記事にあったように、今までも定期的に会員情報が何度か漏洩していた、という話もあながち嘘ではないでしょう。
また、Yahoo!BBを生み出した背景というのも、安かろう悪かろうを全く厭わない風潮があるのも一つの要因でしょうね。世の中の景気が悪いと当然こういう風潮になってしまうというのもあるかと思いますが、でもそれ以上にYahoo!BBの場合は勧誘が強引すぎたということもありますけれどね。
ちなみに、最近ではアッカネットワークスでも情報漏洩があったことが報道されていますね(実際にどの位漏洩したかは全く不明ですが)。アッカの場合はプロバイダを横断していることもあってかなり問題ですが、どっかのYのつくプロバイダみたいに社長がなかなか説明の場に出てこなくて広報に謝らせようとしたり、漏洩発覚後直後も涼しい顔をして新規会員の募集を続けたり、自分の所の社内のセキュリティポリシーの不備などを棚に上げて犯人を非難することにご執心だったりなどをしていないぶんマシだったような気がします(^^;。まぁこれが当たり前なのですが。
ところで、Yahoo!BBと言えば、その名前の付いたパソコン雑誌も出していますけれど(最近全く見ていませんが、、、しかしこのセンスの悪い表紙の色は何なのでしょうか)、最近あるフリーウェアの作者の方から、この雑誌に無断で掲載されたという情報を頂きました。この会社はまだこんなことをやっているんですね。
で、その時にこのフリーウェアの作者の方とYahoo!BBマガジンの編集部の方とやりとりしたメールの内容についても見させて頂いたのですが(この内容についてはここでご紹介しませんが)、記事を書いたのが外部の編集プロダクションであり、そこのライターがやったことだということをやたら強調しているのが気になるのですよね。当時者にとっては、外部のライターがやったとかそういうことは全く関係無く無断掲載という事実が問題なのですが。
これも編集作業自体を外部に丸投げしている記事が多いのか、そういう管理&チェック体制が全く機能していないようです。まぁこういう点を見ても、漏洩事件というのは起きるべくして起きたといった所でしょう。
といった所で、今日の所は終わりです。最近Yahoo!BBがらみの話が多いですが(^^;、来週あたりから別の話題をお届けできればと思っています。まぁ日本でMS以外にこれだけネタになる企業ってのもなかなか無いですけれどね。昔はアスキーやらCSKやらあとMSKKにも面白い社長さんがいて色々楽しませてくれたりしたのですが、今はあとMSの悪の帝国でおなじみの古川元会長あたりでしょうか。
ところで、最近そのMSの古川副社長が、早稲田大学で「セキュリティセミナー」というものの講義をされたようです。マイクロソフトがセキュリティセミナーを開くというのも何か冗談みたいな話としか聞こえないのですが、実際にやっておられるようで、Securiy Summitで使用した資料の説明などをしていたようです。
その中でプラットフォームごとの脆弱製の数の比較(世間に与えた影響度の比較とかその後の対応の比較などでは無い)のグラフを持ち出して「プラットフォームごとの脆弱製の比較は無意味」と説明されているようで、じゃあそのグラフは何なんだと突っ込みたい所などもあったりするのですが、その中で「日本からビル・ゲイツを生み出す、その踏み台になる」と言う発言もあったようです。
しかし、踏み台ということでしたら、今までも数多くのIISやらSQLServerなどがウィルス蔓延の踏み台になっていますので、全然ご心配は無用だと思うのですが(:-P。そもそも、日本からビルゲイツを生み出すって、あんな人間これ以上生み出されて欲しく無いと思うんですけれどね。
それでは、また次回まで。さようなら。