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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040330-00000012-dwj-biz
ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)米マイクロソフト(Nasdaq:MSFT)のビル・ゲイツ会長兼チーフソフトウエアアーキテクトは29日、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」次期版のテスト出荷を年内に開始する方針を明らかにした。
マイクロソフトは、過去数年間にわたり開発名「ロングホーン」と呼ばれる次世代OSを開発している。現在の最新OSである「ウィンドウズXP」は、2001年10月に発売された。
サンディエゴで行われたテクノロジー・コンファレンスで講演したゲイツ会長は、提携企業や開発者に、ロングホーンのアルファ(パイロット)・バージョンの出荷を開始する方針を示した。マイクロソフトは通常、正式な製品出荷までに複数のテストバージョンを公開する方針を適用している。
アナリストらは、ロングホーンの正式発売は2006年後半になると予想する。このことについて、ゲイツ会長は、「おそらく妥当な推測」と述べ、その後ただちに「特定の時期を目指してはいない」と付け加えた。
また、マイクロソフトは、ウィンドウズXPのアップデート版、サービスパック2(SP2)に取り組んでいる。セキュリティー面などが強化されたこのバージョンについて、ゲイツ会長は夏に公開するとしている。
ゲイツ会長は、マイクロソフトが、SP2とロングホーンの間に「ウィンドウズXPリローデッド」と呼ばれる暫定バージョンの発売を検討している、という憶測が業界内で浮上していることにはふれなかった。
また、マイクロソフトは今月初旬、開発名「ユーコン」と呼ばれるデータベース・ソフトウエア「SQLサーバー」の次期版の発売時期を2004年から2005年上期に延期すると発表した。
29日終値は前週末比28セント(1.12%)高の25.31ドル。
(ダウ・ジョーンズ)
[3月30日9時21分更新]