現在地 HOME > 掲示板 > IT5 > 117.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
>それぞれ10秒、40秒で何ができるかが課題になる。
って、考えると興味深いですね。正確な情報を、迅速に伝えるのが良いというのが原則です。しかし、時と場合によっては隠して取り敢えず誘導した方が良い場合もありそうです。却って出口に殺到して大惨事とか、建築物によっては中にいる方が安全で、慌てて建物から出たために上から落ちてきたガラスの破片で怪我なんてのもあります。
その逆に、正確に伝えたは良いが、ほとんどの人がにわかには信じなくて期待した行動を取らないなんてのもありそうです。こうなってくると伝達する技術的な手段を検討するだけでなく、集団行動の心理学的な分析なんてのも必要になりそうです。あと、人間もマスになると砂時計の砂と同じようなもので、一度に殺到したら目詰まりする場合もあるわけで、大勢の人が集まるような所では誘導路や出口の流体力学的(専門外で正確な言葉はわかりませんが、、)な研究なんてのも当然なされなければならないのでしょうね。
気象庁、「緊急地震速報」試験運用を開始【biztech記事】
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/gen/292418
気象庁は、地震災害の軽減を図るため、震源に近い観測点で得られた地震波から震源や地震の規模、各地の震度や揺れの到達時刻を瞬時に推定し、大きな揺れが到達する前に知らせる「緊急地震速報」の試験運用を開始する。鉄道総合技術研究所との共同研究などにより、多機能型地震計を九州東岸から関東まで約80カ所に配備したことで実現する。
多機能型地震計は、地震の初動(P波)が到達すると、その一地点情報だけから、震源と規模を推定、数秒後には地震情報を送信する。震源に最も近い観測点にP波が到着してから各地に主要動(S波)が到達するまでには若干の時差があるため、この時間を使って、(1)列車やエレベーターなどの自動制御(2)住民の危険回避への活用方策(3)携帯電話や衛星通信を使った情報伝達システムの実用化---の検証を行う。
例えば、想定されている東海震源域の南端付近で地震が起きた場合、最も近い観測点でP波を観測してから、静岡市まで約17秒、東京都心まで約47秒でS波が到達すると推定される。仮に7秒後に地震情報がもたらされたとすると、それぞれ10秒、40秒で何ができるかが課題になる。
■さらに詳しい情報は、「KEN-Platz」のWebサイトでご覧いただけます。BizTechでは建設情報の総合サイトKEN-Platzが伝えるニュースの一部を紹介しています。
・閲覧には「ユーザー登録(無料)」が必要です。