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(回答先: 自己責任・・・というのなら 投稿者 徹仁28号 日時 2004 年 4 月 20 日 09:35:43)
これは、非常に分かりやすい今回の自己責任に対する考え方です。確かに、その様に喩えると、自己責任の意味が分かり易いと思います。つまり、政府は、面倒なことは、全て最終的に国民各自の自己責任になる様に、予め国民に勧告して、事前に設定しておけば、結果的に責任は問われないし、何もしなくて良いという事に成ります。それこそが、今回のイラク人質事件で日本政府が考え付いた基本的な態度と基本的な対応姿勢だったのでしょうか、ね。受験戦争で生き抜いて来た大変利口な政府官僚の発想だろうと思います。それなら、大量の公務員も要らなくなるし、勿論、警察も要らなくなるし、やがて、自衛隊も要らなくなるし、国会議員も、首相も要らなくなりそうです。税金の用途は、自己責任という看板を方々に書いて置くだけですから、一回置けば、数年間は放置していても看板の役目は果たします。これなら、大幅に税金は安くなるし、国民年金制度も不要です。何しろ、歳を取るのも自己責任ですから、歳を取った後の老後は自己責任で生きていくことに成ります。自己責任を考えると、外国に行くにも国が発行するパスポートも不要です。代わりに国民が、各自の自己責任で自分のパスポートを作成します。そのパスポートの最初のページに、「何かあったら、自分で責任を取ります。」と、書き込みます。病院に行ったら、玄関に、「自己責任」と書かれているのでしょうね。患者は、自分で手術して、治療するのでしょうか、それとも医者の手術を受けても、病気になり、患者に成ったことは自己責任ですから、健康保険は利きませんでしょうね。何だか、こういう自己責任の普及した社会では、1番特徴的なところは、官僚や一般公務員が、公僕としての義務を全く負う必要が無いということですね。そうすると、それは、官僚主義国家の理想的な姿ということですか。でも、次第に、その後は、官僚も役人も要らなく成るということですね。今回の人質事件では、そういう自己責任の完全な社会を官僚達が勝手に夢見て、その理想郷を、今回の人質事件で、突然、実現してしまったのでしょうか。