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(回答先: ・・・・ 投稿者 ハードパンチャー 日時 2004 年 4 月 24 日 14:59:57)
こんにちは。ハードパンチャーさん。
まず、私自身の言葉足らずをお詫びせねばなりません。
直感的に生きてきた阿呆でございまして、論議の中からこの欠点を
補うよう努力いたしますのでご容赦ください。
ハードパンチャーさんのご指摘
>避難勧告が発せられいる地域での活動に対して、自衛隊の活動の補助などは、
>国も多くの国民も自衛隊も求めてるワケないでしょ。
その通りです。私も今のところ求めておりません。
私の前回の投稿の文中から抜け落ちているのは「これは建前」という断り書き
でございます。
政治と言うのは利益の分配であって人道の追求ではありません。
それは私にもわかっています。
しかし奇麗事では済まないからこそ建前が必要であると考えているのです。
政府が「人質見殺しにします」と思い切り宣言したら嫌でしょう。
また、この先NGOの役割が大きくなっていく余地があるならばそれに対する寛大さが
必要です。
(役割が大きくなっていく余地は充分にあると思います。大きな軍隊に対してゲリラ戦が
有効であるのと同じ理由だと思ってください。また、いずれ下請けが必要になるでしょう)
>国が今NGOの行動力を期待しているなら避難勧告なんか出さんて。
期待していても出さざるを得ないと思います。
ビジネスで行っている人もいたわけですからボランティアが行こうが行くまいが
退避勧告は出していたでしょう。
>現場密着ってそこに生活をしてる人達より理解があるつもりなら、
>まんまAHOじゃん。
地元民より理解している人がいるとは思えませんし、今イラクに行っている人々も
そんなつもりはないでしょう。もし「現地の人より理解している」と本人達が思って
いるとしたら、それはAHOどころの話ではありません。
私はNGOの立場や役割は今後大いに発展していくだろうと期待すると同時に
一方で安全な所から彼らを断罪、或いは評価する立場にありません。
ハードパンチャーさんもイラクに住んでいると言うのでなければ、同じ立場の筈です。
しかし我々庶民が床屋談義で非難するのは私はなんとも思いません。
それは私人としてですから。
政府与党が「自己責任」とか「けしからん」とか言い出すのがなんとも引っ掛かるのです。
私が本当に言いたいのは要するにココなのです。
彼らの立場は自由な発言を許される我々とは立場が少々違う筈です。
>「少数意見の真意を多数決議に反映させること」がベターなんだ。
義務教育中に教わりました。
ただ私は現状の日本の民主主義に対して「本当に主権者は我々なのか」
と疑念を持っているのです。
もっとも民主主義がきっちり機能しているならば
このような疑問は浮かばないと思いますが。
>あなたみたいな「思考の幼児化」はやだな。
悪うござんした。
ただ民主主義云々に関しては、根こそぎ洗いなおしてみたいと
思っています。
民主主義だけではございません。
耳に入ってくるもの、目に入ってくるもの、とにかく疑いたいと思っているのです。
もしよろしければもっと私に考える機会と疑う機会と、自分の考えを洗いなおす
機会とを与えていただければと思います。
言葉足らずな上に幼児化しておりますが。