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(回答先: Re:筋と道理 投稿者 そこらのおばさん 日時 2004 年 4 月 20 日 17:52:09)
そこらのおばさん返信ありがとうございました。
忙しくてなかなかこちらからの返信が出来無かった事、お詫び申し上げます。
前回の投稿で少々判り難かった点があるので、
誠に勝手ではありますが一部付け加えで返信させて頂きます。
>>消防署が来るまでの間にも、子供は流されてしまっている・・・
>>と言うような時には反射的に飛び込んで助けようと思うのが人情でありまして
これについては、前回の私の投稿の
>後先考える前に助けようと思い、飛び込む方の考え方そのものは否定しません。
>よほど正義感が強い方なのでしょう。
という部分でもあるように、目の前で人が何らかの事故に遭った場合、
衝動的に体が動いてしまう人については私は否定していません。
(それを人情と呼ぶ事に関して、私は少し抵抗を感じますが)
ですが、肯定も出来ないのです。
自動車の免許を取得する際、応急救護の講義を教習所で数時間かけて勉強された方もいらっしゃるかと思いますが、
まず、事故に遭った人を救護する際、救護する側は「まず第一に安全な場所かどうかを確認せよ」という原則があります。
これは全て二次被害の発生を予防するためなのです。
衝動的に体が動いてしまうという正義感の強い方の多くは、
この大原則を無視し危険に身を投じているのでは無いでしょうか?
そして、そこらのおばさんの例えには出てきませんでしたが、元となったイラクでの人質事件の場合、
「避難勧告」が出ていました。
これは海外旅行を趣味としない私でも知っていたことです。
つまりイラクで「極めて危険な地域」を「避難勧告を無視し」救済を行おうとしたのです。
批判や、同調出来ずに費用請求をしたいと思う国民がいるのは不思議ではないと思いませんか?
(国民と書きましたが、マスコミや政府も含まれると考えてください。)
そして、前回の投稿の「自己満足や政治的思想に基づき救出に参加したりして被害にあった場合」
について、判り難かった感があるので付け加えさせていただきます。
そこらのおばさんの例えと元となった人質事件では、大きく違う点があります。
「衝動的であるか否か」です。
目の前で事故を発見し、衝動的に体が動いてしまうというのと、
なんらかの団体に所属し、ボランティア活動を続けている方の違いです。
前者は、自己満足でもなんらかの思想によるものでもなく、
突発的なものでありボランティア活動の一環として行われたものではありません。
ボランティアに関心のない一般人でも衝動的に助けようとする例です。
後者は、元々戦争に異議を唱えてたり、ボランティアを行うことにある種の快感、
自己満足を得ることの出来る人たちの例です。
後者に関しては、賛否両論あるかと思いますが、何をするにしても自己責任だと私は思います。
それは、私には「ボランティア=趣味の延長線」という式が不変のものとして位置づけられているからです。
長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。