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(回答先: 江戸時代の大飢饉は何故防げなかったか? 投稿者 スパルタコス 日時 2004 年 4 月 07 日 11:08:49)
日本に本格的にイデオロギーが誕生し、政策論議がなされるようになったのは、江戸時代の事だと思います。桃山以前は世の中、日本全体の事について議論するという事があったのか疑問に思います。今はある意味、江戸時代の延長だと思います。それ以前はちょっと違う。百科全書の日本版みたいなのができたのは、西洋と同じ18世紀です。江戸後期には産業革命の萌芽が見られます。統一国家を考えるのは当然のなりゆきだと思います。ある意味、金融資本・財閥形成の登場の時期を含め、日本ほど西洋とほとんど同じ発展段階を経てきた国はないのではないでしょうか。違う面もあるでしょうが、例えば、日本では市民階級の台頭を恐れた幕府は英国ほど技術革新を認めなかった。
もし、戦国時代の延長で社会が進んでいたら、日本はかなりロボット兵士など米国に先駆けて作っている可能性もあり、ある所の日本以上に大国になっていた可能性があります。例えば東南アジア諸国に雇われた傭兵が逆に現地の政府を利用するようになり、日本の裏庭化する可能性とか。粉河あたりに、外観が寺の形をした巨大な軍需メーカー工場が誕生していたり。それゆえに、徳川ではなく、島津、毛利が天下を取ったら、欧米に目を付けられ、殲滅・奴隷化されているかも知れませんし、逆に日本版モサドや核兵器を保有する国連常任理事国になっている可能性もあると思います。江戸時代に伊達・毛利・島津ではなく、保守的・戦争嫌いの徳川が天下だったことで、兵器の近代化が遅れ、欧米に比べてかなり出遅れた感があります。これが太平洋戦争、さらには現在にまで響いていると思います。