現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用8 > 475.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
有料記事について
2004年3月19日 田中 宇
--------------------------------------------------------------------------------
私はこれまで、おおむね毎週1本ずつ配信記事を書いてきましたが、執筆回数が増えるにしたがって記事を早く書けるようになり、情報源となる英文記事を読む速度も上がりました。国際情勢の変化の流れも速くなっているため、毎週1本ずつ書いていた記事を2本に増やすことに挑戦してみました。
ところが、毎週2本ずつ記事を配信すると、メール配信の読者数が減っていくことが分かりました。私のメール配信記事に対しては、1日平均約100人ほどの新規登録がある一方、登録解除される方は記事を配信した直後に集中する傾向があり、1回の配信で平均400人ほどの方が解除されます(配信直後以外の解除は少ない)。毎週2回ずつ配信すると、登録700人に対して解除が800人以上となるため、読者数が減っていく現象が起こります。
(無料のメールマガジンは、とりあえず講読して数回読んで興味がわかなければ解除する、という行動をとる人が多いので、配信頻度が高いほど、解除までの期間が短くなるのだろうと推測しています)
読者の増減は、著者の心理に影響を与えます。読者が減り続けると分かっていて記事を配信するのは、やめることにしました。ウェブログ的な短信を書くこともやってみましたが、国際情勢の複雑な背景を短時間に調べて短く分かりやすく書くのは難しく、短信よりも長文の解説を書いた方が良いと思うようになりました(短信はときどき書くつもりです)。
そういう経緯で次に思いついたのが、記事を多く書く代わりに一部の記事を有料にする、ということでした。週に1本しか書けないときは無料配信だけにして、2本目が書けたら有料記事にすれば、国際情勢に少し関心がある人は無料記事だけを読み、深く関心がある人は有料記事も読むことができ、私にとっては2本目を書く意欲がわきます。
どのぐらいの頻度で2本目を書くことができるか分からないので、書けた分だけ課金できる仕組みが良いと思っていたところ「日刊ベリタ」で1本ずつの課金制度を採っていることが分かり、ベリタにお願いしてシステムを使わせていただくことにしました。
ベリタの登録のしかたは、まずこちらで申し込みを行います。申し込みは無料です。次に、私の有料記事のページ、たとえば「ロシアの石油利権をめぐる戦い」ですとhttp://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200403190045515を開き、自分のメールアドレスと指定のパスワードを入力すると、記事が読めるようになります。購読料は「つけ払い」が可能で、月末に未払い購読料が1000円以上になっているとメールで請求書が送られてきます。詳しいことは日刊ベリタ購読:FAQに書いてあります。
http://tanakanews.com/berita.htm