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戦争版にレスをしようとおもったのですが、ちょっと話題がずれるのでこちらへ。
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/468.html
(国も娘も放り出して、逃亡した無責任きわまるジェノサイダーフジモリについて
投稿者 ききみみ 日時 2004 年 3 月 14 日 )
>小泉を精神的に牛耳る、胡散臭い曽野綾子や「日本財団」「日本会議」
の連中が、国も娘も放り出して、逃亡した無責任きわまるジェノサイダーフジモリを
特にかくまってるようだね。
一般人の犯罪者に大騒ぎする連中ほど、権力者の犯罪に甘いという事実を
こいつ等に典型的にみることができる。
また歴史上、一般国民の犯罪は厳しく鎮圧されてきた一方、権力者による
強盗殺人行為=戦争は、全く許されてきた事実に、刑法や「犯罪」というものの
本質を見ることができる。<
ききみみさんのとてもシンプルなコメントの中には、心にずっしり響くメッセージが
込められていると思います。
いわゆる「権力者」とは、古今東西ペラペラ薄っぺらなブラックオチのダサい4コマ
漫画のチラシ広告の中に書かれた偉そうな教訓のようなものかも知れない、と、最近
ニュースや雑誌や阿修羅のようなサイトを見る度に、つくづく思います。
こういう連中が、人の活殺権を握っていたり、生活に干渉してくると思うと、なんと
も寒・・・。
一見くだらないバラエティや、子ども向けアニメを見ている方が、よっぽど子どもの
情操教育にもいいし、深い薀蓄もあるものだ、とマジで思うこの頃。
ゲームや漫画、アニメを通して、思いやりや知能や夢を育んでいる、最近の子供たち
の姿を見るにつけ・・・。
私には2人子供がいます。上は16、下は11歳。
私は子供たちにしょーもないエリートになってほしいとも思わないし、好きな道を行
って仮にホームレスになることがあっても、創造的で楽しく生きられればそれでいい
と思ってるので、勉強なんてしなくていいし、学校も行きたいと思ったら行ってもい
いけど、そうでなかったら行かなくてもいいという風にしていますが、実際子供たち
は勉強も学校もポイしてます。とはいえ、学習意欲もあるし、友達も積極的につくる
し(居場所があるから、携帯で連絡とりあってどこかの街に繰り出すとかいう友達で
はなくて、外で元気いっぱい遊んだり、家でゲームをしたりするような友達)多少の
世間の風当たりから来るストレスを除いては、とくに心配もない。
自然の中で遊んだり、動植物に興味を持っていろいろ調べたり、絵を書いたりボラン
ティア活動的なことをしたり、料理をしたり知人の大工仕事や農作業を手伝って汗を
かいたりするのも楽しいようだ。ああしろこうしろと言ったことはないけど、勝手に
そういうものを見つけてきます。親の方がそういう楽しみに便乗することも多い。
うちではしつけもなく、わがまま放題甘え放題を許していても、ちゃんと成長するし、
外では何故か「挨拶もちゃんとできるし、よく気がつくし、明るくて元気でよく躾の
行き届いた、しっかりしたいい子たちねえ」と言われる!(笑。しかし、子供たちは
そういう誉め言葉は、表面的単発的には悪い気はしないけれど、深く期待されるのは
相当なプレッシャーがかかるようで、逃げます)。
私もいわゆる世間でいうところの主婦とは程遠く、主人もまあいいとこフリーターか
自由業で、殆ど無職。私が家にいても主人の方が主婦に近い。
お金はないときには全然ないので、食う寝る以外に殆どなにもしないが(最低限の生
活費は親や親戚に援助してもらう)ある時にはけっこうあって、ばばっと使いまくる。
というわけで蓄えも無ければ、借金もない。体力もそんなもんで、無いときには無い
からおとなしくしているが、ある時にはあるのでエンジン全開になる。
夫婦とも平気で家は散らかし放題にしておくこともしょっちゅう。
でも子供の要求は素直に聞くので、お腹すいたーといえば、手の開いているどちらか
がご飯をつくったり、一緒に遊んだり。うちでの序列を強いて言うなら、ハイエナの
如く、年が若い♀(つまり子供)が一番強く、最後に年齢の高い女性、男性(つまり
我々両親ね)という風になってるかも知れない。
でも、互いに不満も不信もない。家族がバラけたためしもない。それぞれが幸せ(生
命の豊かさ)を実感できる(たとえ膨大なストレスを抱えていても)。子供たちは泣
くときは思いきり泣くけれど、それ以上に満面の笑顔を絶やさないでもいられる。
世の中からうちの家族をみたら、「とっくに終わってる」かも(或いは、気楽を優先
するあまり、動物以下かガラクタのレベルに身を堕とした、人間失格家庭か?)。
つまり、いきあたりばったり出たとこ勝負で、単純に今を生きることに専念している
だけの、いわゆる文明のおもちゃを取り入れた上での無為自然流といった、野放図な
暮らしをしているわけです。10何年もの間、それでも妖怪のごとく生きています。
*などと、一見トンデモでしかないような内輪ネタをタラタラ開陳してみましたが、
つまり言いたいことはこういうことです。
例のフジモリさんを匿っている曽野綾子氏や、森喜朗氏やらが以前ご立派に打ち立て
た、教育基本法の改正案だか愛国者法の類だかなんだかで示しておられた、やたらな
ガイドラインから見れば、うちのあり方なんて正にその対極と言ってもいいものです。
しかし、彼らが「何を育成するためのガイドライン」、子供の(知的、肉体的、精神
的)健全な発達、ボランティア精神、正義感、相手の立場に対する思いやり、社会と
のバランスのとれた関わり等等は、うちのような、ろくに価値観もないような「最も
悪い典型」の家族でも、主観的にも客観的にも十分過ぎるほど満たされているので、
私達家族などの目からみたら、あの手の案は、むしろ子供を孤立させ、打ちのめさせ、
自己不信・他者不信にし、重い肉体的・精神的病や、非行や自傷行為や、他者破壊衝
動や自殺衝動に駆り立てさせるのにもっとも効率のよいマニュアルに見えてしまう訳
です。
いや、実際本当はそれが彼らの狙いなんでしょう。
徴兵制を復活させ、国家という「仮の親」に釘付けにし、他者(他国民)や彼ら若者
自身を損なう戦へと駆り立てるためには、深い虚しさや不信感、不全感をもった若者
の方が、人や自然や自由を愛し、幸福を満喫できる自在性や充足感を持っている若者
より、当然ずっと動かし易いと思われますから。
世のご両親も、お子さんに非行に走らせたり、2枚舌の権威や権力者にさせたかった
り、国家に尽くすために戦地に送って、殺し合いをさせたり、傷を負わせたりするこ
とがお望みなら(またはあなた自身がフジモリさんのように、自分の子供をほったら
かして、人を好き放題殺すか、その命令を下しまくったあげく、無責任に逃げるよう
な生き方に魅力を感じるなら)、例の教育基本法改正愛国者法案をしっかり心に刻み
つけ、神棚にでも奉じることをお薦めします。
そういう人であふれかえった国は、さぞや素敵でピュアーで美しき神の国となるので
しょう。
私たちは、そういう神の国に住まわせてもらう資格はないようなので、赤ん坊を中心
とした妖怪跋扈する悪魔の国に暮らし続けたく存じます。