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(回答先: 素晴らしい事のように思えてしまう。当然のことなのに・・・盧武鉉大統領発言 投稿者 rand 日時 2004 年 3 月 01 日 15:01:53)
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は3・1節の記念式典で「韓国の国民を傷つける発言」を日本の「国家的指導者」の立場からすべきではないと強調した。国民としては大統領が久々に「言うべきことを言った」と感じる。問題は今回も日本側の反応だ。真剣に聴いているような姿勢とはかけ離れた立場を取り続けているからだ。
小泉首相は「お互いの差を認め、立場を尊重する姿勢が大切」と話しているという。靖国神社にA級戦犯を合祀(ごうし)することが韓国との差で、毎年参拝するということが自分の立場であるから、それを尊重して欲しいという意味なのか。
盧武鉉大統領の今回の言及に対し「昨年のスピーチに比べ、よく考えて抑制的に発言している」と評価した福田官房長官の発言には更に呆れる。
昨年から今年にかけて日本政府の指導者クラスの妄言と無責任な発言が続いている。韓日の国交が正常化されて以来、このような“妄言シリーズ”は前例を見ない。
隣国関係を念頭に置き、このような流れにブレーキをかけ、自制を要請すべき小泉首相が「独(トク)島は日本の領土」、「これから毎年(靖国神社を)参拝する」としながら先鋒役を買って出ているのでは、返す言葉がない。
関東大震災の際の朝鮮人虐殺をはじめ、太平洋戦争で強制的に連行された女性たち、そして日本軍に徴用され、戦争が終るとB、C級戦犯として処刑された朝鮮の青年たちの悲劇をここでまた取り上げなければならないのか。
韓国だけがこのような傷を抱えているのではない。中国もフィリピンもシンガポールもインドネシアも同様だ。
日本は現在、その経済力を滑走路に、世界の指導国家として飛翔するという夢を抱いている。そんな日本がその翼にアジア各国の涙と傷と憤怒を乗せ、果たして空に羽ばたくことができるのか。そのような意味から見れば、歴史を覆すような妄言や放言を頻繁に口にする日本の指導者クラスの人々は、アジアの“危害犯”ではなく、日本自らを害する“自害犯”なのである。
結局、解決の鍵は日本の国民が握っている。自分たちの考えに調子を合わせるような指導者クラスの言動が、日本が大きな翼を持っているにもかかわらず飛翔できない原因になっているという事実に気付かなければならない。
最後に韓国政府に伝えたい言葉は、これまでの1年間で韓国が日本にどのように映ったがために、日本がこれまでに例を見ないほど傍若無人に振る舞うのかを深く考え、これまでのことを慎重に振り返ってみよということだ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/02/20040302000087.html