現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用8 > 180.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: サンドーズとチバガイギーについて 投稿者 ×× 日時 2004 年 2 月 23 日 23:33:10)
××さん、ごぶさたです。
Sandozはサンドーズ、サントス、サンドどれが正式な発音なんですかね。
ティモシー・リアリー(Timothy Leary)、なつかしい名前です。
この人がハーヴァードで研究していたころは、LSDは非合法ではなく、リアリーにはいくらでも「純度の高い」研究用のものが供給されていたと記憶しています。いわゆる、「コントロール」された環境で「変性意識」の研究に励んでいたわけですね。勿論、研究費もでていたでしょうし、ランド・コーポレーションなども絡んでいたと見ています。
このころは、一方ではケン・ケーシー(Ken Kesey)が「在野」でヒッピーにLSDをばらまいていたわけですが、この人はCIAのエージェントとしてMKの社会心理的なデータを集めていたようです。この人はただの売人かと思っていたら、意外にインテリだった。
http://www.lib.virginia.edu/speccol/exhibits/sixties/kesey.html
60年代のことは一言では言えないものがありますが、リアリーは結果的にそうであっても、一概に「彼ら」のエージェントとは言い切れないものがあったと考えています。これはもう一人の「ニューエイジ・グルー」のジョン・リリーにも言えるかと思います。
まともに「コントロール」された環境のなかでは、時には政府が危険を感じるような「変性意識」の潜在能力が報告されたはずであり、これが後にLSDが非合法化され、純度が落とされ、なんらかの毒物が混入されたのだろうと思います。
後の「在野」の長期使用者は大抵は廃人化したり奇妙な死に方してますからね。
まあ、リアリー本人はけっこう長生きしつつも、「中毒死」したということになっているようですが。