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(回答先: 怨念が巨大なわけを想像する 投稿者 ぷち熟女 日時 2004 年 2 月 20 日 20:48:13)
プチ熟女さん、忙しいのにこんなに長い文章書いていただいて恐縮です。
<もちろん良識のあるイイ大人でいらっしゃるわけですが、
こう、物事の見つめ方、斬り方には決して逃げや妥協がないですね。
すみちゃんに投げ掛けた問いの一つとも繋がる点なんですが、
そういう在り方を保持することは、リーマンさまのお立場だと
タフと言いますか、決して楽じゃないはずです。>
「逃げや妥協がないですね」、って言葉は一見ほめ言葉のようでけっしてそうではないですよね。自分では子供っぽいと思っています。どうあがいても変えられません。
プチ熟女さんも、ご自分の性格をそう捉えておられるところがあるように思うのですけれど、その一本気なところは、私もプチ熟女さんの文章を読んでいて、思わず苦笑させられることもあり、まわりとゴツゴツすることも多いのはないかなあ、と思います。だからといって今さらいい年して変えることもできないから、お互いこのままいくところまで行くしかないですよね。
すみちゃんにも一度このあたりのことを聞いてみたのですが、彼女は割り切るタイプだと思います。「どうしてあたしの言ってることがわからないの!」とかいって、夜中に男の胸倉をつかんでゆする、といったことはしないと思う。(別にプチ熟女さんが、そうだろうといっているわけではありませんよ。)
<みなさまのうちの多くの方々より日頃のメンタルなストレスは
ずっと少なくて済んでいそう(ないも同然かも知れません)に思うのですが(中略)
あたくしは実は、欧州に住んでかの地の金融機関を利用してから、
この世で金融業界とその業界人ほど好きになれないものはないかも知れぬとまで思っていたんです。>
金融機関は、間違いなく人間性を少しづつ蝕みますね。人の足元や心の裏側を覗く商売です。日本人にはあまり向かないと思います。モノ作りがやっぱり向いていると思います。
ロンドンに住んでいる日本の金融機関の駐在員としてきているような人間は、「イギリス人は日本人のもつ「お金」に頭下げているだけであり、影で馬鹿にしている」、という事実に気付く感受性もなく、「自分は日本の会社の代表ダ」などとおおいに勘違いしている人達が多いのではないかと思います。(以前羊水のなかで眠る人と表現させていただいたことがあります。但し、もちろん人間的に尊敬できる人やそうでない人がいるのはどこの社会でも同じでしょうけど。)
かえって美容師や音楽家等のアート系の修行のためにロンドンに来ている若い子達のほうが、ロンドンの本質(但し底辺層が多い)を知る機会は多く、色々な意味で勉強している人は多いのではないか、と思いますし、心の中では頑張れと声援を送っております。
また、イギリス人達の陰謀能力等とは別の次元で仕事をしているメーカーの人達も、質の低いイギリスの労働者に仕事を与え、生活に必要な物を律儀に作っているという観点から、イギリス人から一定の敬意を払われていると思います。(もちろん一部寄生されています。)
日本の金融は、「カモ」の対象です。(最近貧乏になっているので、昔ほど騙しがいがなくなっていますが)
もともとこちらの庶民の間では、「証券会社に限らず、銀行は詐欺師の経営している場所」という感覚があると思います。プチ熟女さんもそのような前知識があれば、それほど傷つくこともなかったかもしれませんね。
(日本の金融も、なまじ英米の真似をするのではなくて、日本人のために誠心誠意地道にサービスして生きていく、という覚悟ができなければ、いつまでも騙されつづける、と思います。)
ところで、こちらの金融機関に勤めている人でも、人間的に尊敬できる人とそうでない人がいることは日本と変わりありませんし、「俺は仕事ができるんだぜ、頭いいんだぜ。」といいたげな様子が顔に書いてあるままのような人は偉くなれないのも、日本と同じなのではないか、と思います。(ここまでは日本人であれば誰でも理解できると思います。)
しかし、(少なくとも私が属している)ロンドンの 業界の人達は「世界を仕切っていく為には自分たちは何をすればいいのか」という観点からモノを考えたり仕掛けをしたりする人達が多いので、どうしても日本人には見えていない世界が見えている、ということがあると思います。日本人はそれを指摘されると「そんな陰謀じみた話があるものか」と反応して思考が止まってしまいます。
以前申し上げたかも知れませんが、「悲しい思いをした人のためにぼろぼろ涙を流し、含羞というものを知っている人が、同時に血も涙もないような悪魔のカードをすました顔をしてゲームの場に出すこともできる」、のがイギリス人たる由縁である、といったところでしょうか。
(フランス人はこれが出来なかったので、イギリス人に世界の支配権を譲らざるをえず、そのわりには旧植民地人から嫌われているのではないか、と思っています。)
<京都市東山区の哲学の小道のすぐ近くです。梅原氏ご自身は京都のご出身ではないはずですが。>
東北仙台の出身だったと思います。実の母に育てられず、父方の伯父伯母に育てられたことも彼の歴史上の人物に対する人間観に影響を与えたと思います。
<ところで、角栄神社ってどっかにありませんでしたっけ。角栄には無関係だったと思いますが。>
いずれできるだろうといったのは、小室直樹だったと思いますが、、。
ところで、 三島由起夫の霊ってどこの神社に祭られているんだろう。
為政者(及びアメリカ)にとって、気をつけないといけない(正しく理解させないことによって国民との距離を保っておく必要があり、その意味で墓守が必要な)霊であると思いますが。
<これは、つい先ごろの外交官射殺事件も想起させますねえ。
死後大使に格上げした人の四十九日の法要にも外務省から誰も行かない、というのは
行けないくらい奥さんの霊が怖かったんじゃないでしょうか。>
スルドイ。まさにそうでしょうね。
そこをしゃあしゃあと法要に出席できるような器量のある人間が、藤原氏的センスを継げるということか、、、。
<あたくしが思うに、『北野天満宮が勉強・受験の神様になっていること』も
あれは道真に対する永劫のキョーレツな揶揄でありイジメである可能性があるような気がいたします。
上野の西郷さんの銅像と同じですね。
そもそも神社に祭るというのは、崇めているのではなく、怨念を封じ込めようとしているに他ならない。>
本当にそうですね。オオクニヌシが「縁結びの神様」にされちゃっているのと同じですね。
<『(例えば、天満宮にお参りした後、「お勉強も大事だけど、人生それだけではだめなのよ」とお母さんが子供に教えることも含む)』
このあたりがリーマンさまのお人柄ですね>
うちのかあちゃんは、生まれてまだ20冊(含;林真理子・中村うさぎ)ぐらいしか本を読んだことがないらしいので、なるべく抽象語を使わず、具体的な言葉でいってやらないと分からないものですから、、、。