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(回答先: 小泉首相、イスラエルの暗殺行為に対して容認できないと、発言。 投稿者 はまち 日時 2004 年 4 月 20 日 04:58:11)
政治的に個別の具体的な政策の発言ではなく、大変抽象的な、平常時の、人命に対する姿勢の様ですから、こういう総論的な発言では、いつもは、特に気に成る米国政府を怒らせる心配がありません。こういう、割に気楽な状況では、小泉首相が、まるで人道家の様な発言をしても、今回のイラク人質事件で、3名の日本国民の命を軽く扱って、反日分子の発言をしたのですから、やはり、国民の立場から聞くと非常な違和感が感じられます。むしろ、日本国民に印象付けたファシズム政治家としての人質事件の非情さを打ち消す為の目的で、ひとつのパーフォマンスを行ったと考えるべきでしょう。問題は、政治家が自分の決断の結果で窮地に陥った時の発言の方が、その政治家の人格や人間性を評価をする上では1番重要な状況ではないでしょうか。直接の利害関係が無ければ、割に、気楽に立派なことは言えるのは、どの政治家にも共通している様です。しかし、それは、その政治家の本音とは少し違う様です。それでも、やはり、ある程度は米国の顔を見ながら、暗黙の許可を得て、今回の発言しているのでしょうね。総理大臣も米国の反応を見ながら、政権維持の為に、日本国民に対して歯の浮く様な発言をすることもあるでしょう。教科書通りの儀礼的な、形ばかりの中身の無い、無意味な発言と見ることも出来そうです。今回の人質事件の失敗と政府の非情さを日本社会から払拭する為に、小泉内閣が、しばらくこういう人道主義的な態度を急に取り続けると考えられます。巧妙な演技力も小泉内閣のパーフォマンス政治力の1つです。国民として、この程度の戯れなら、黙って、騙されて上げても良いかも知れませんが、「反日分子」という強烈で悪意のある言葉が、小泉内閣の根底に横たわる、国民に対する最終的な切り札の言葉として危機感を持って見守る必要がありそうです。それは、恐ろしく、ファッショ的な小泉内閣の本質が、国民に見えた瞬間であったかも知れません。言葉巧みな内閣ですから、今後の心配が、一層、増えるばかりです。国民は降り回されるだけで気が抜けません。