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(回答先: 面白かった。またそのうち続きを 投稿者 すみちゃん 日時 2004 年 2 月 14 日 11:53:17)
「面白かった」といってもらうと、脳内にドーパミンがぴゅっとが出るね。
週末鹿島氏の「裏切られた三人の天皇」をもう1度ざっと読み返してみました。
以前読んだときは、「弁護士が書いたというわりには、思いこみの激しい主観的な文体だなあ。同じことを何度もくどくどと書いており、随分読みにくい本だし、全体の構成も分かりづらい、、、。」と書いてある内容には驚きつつも、著者自体には興味が涌きませんでした。
今回改めて読みなおしてみて、一本筋が通った人であることがわかりました。
すり替え部分は別としても、明治以降の史観については、すみちゃんも我が意を得たりと感ずるところが多いのではないか、と思います。
昭和天皇とその兄弟二人が明治天皇の子である事や、三笠宮が別筋であることも、最後の解説と称する付録のような部分にひっそりと書いてありました。但し、大正天皇は明治天皇の子という前提になっています。(これらの部分の書き手が、著者本人ではなく、松重正という地方史研究家であることが奇妙です(何か裏がある?)。)
この本が書かれた背景やこの本の背後にいると予想される人々もぼんやりと想像がつきますが、これらの話は、もしすみちゃんがこの本(できれば大正天皇も)を読んだら、続きをしたいと思います。