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(回答先: Re: こんなのもあります 投稿者 tea.time 日時 2004 年 2 月 15 日 23:47:46)
明治天皇が、ガーター勲章を貰った際のごたごたと言い訳については、ドナルドキーンの「明治天皇を語る」に出ていました。(新潮新書:明治天皇上下を出版した後の講演録。彼の著作本体のほうにはもっと詳しく出ているかもしれません。)
明治天皇は、いやがって逃げまわった様ですが、貰うしかなかったようです。
天皇家菊の紋章はウィンザー城には確かに展示してあります。部屋の中をじっくりと見ていかないと見落とします。私も観光で家族と出かけてぶらぶらと回っているうちに見つけ、そばに立っている係りの人に「これ日本の天皇家の紋章のこと?」と思わず聞いたら、「あら、見つけたの。そうなのよ。」と屈託無く教えてくれました。
後日ガーター勲章の意味を調べて腰を抜かしました。
日本が、かくれたCommonwealthの一員であったと言う事を示す例だと思います。
中国の皇帝からは、遣唐使を通じて「ナンジを日本国王(中国帝国の日本支店長)となす」といった内容の書面を貰っていたであろうくせに、国内ではそのことを隠して、「対等だ」とか「正式の国交を結んでいないから、そもそも上下関係を措定する事が出来ない」とか言い張っていた頃の朝廷の態度と類似のオタメゴカシを感じます。
大英博物館で、日本発行の1ドル銀貨をみつけたときの構図と全く一緒といっていいかもしれません。