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断っておきますが、私、昨日の1回分しか見ていません。
昨日の回は、
第17話 「愛する者のために」”THE STACKHOUSE FILIBUSTER“
78歳のスタックハウス上院議員は、成立が確実視されている家族健康推進法案の投票を阻止するために議事進行妨害を企てる。休んだり座ったりすると発言権を失うというルールを守りながら、9時間以上も粘り続ける。おかげで、週末に思い思いの計画を立てていたスタッフたちはホワイトハウスに足留めされ、いつ終わるとも知れない議事進行妨害を見守るハメになる。しかし、スタックハウス議員の驚異的な粘りの裏には、意外な事実が隠されていた。
そして、ホワイトハウスのスタッフがスタックハウス上院議員の孫のひとりが自閉症である事を知る(この辺いいかげん)。つまり、彼が政治的思惑から妨害行為をしているのではなく、純粋な動機からの行為である(ドラマ上は)ことを大統領が知り、なんと大統領は彼を助ける(肉体的)ため、スタッフに議員工作を指示して、これが功を奏して、スタックハウス上院議員は同僚議員の質問を受けると言う形で発言権を保持したまま、座って休める事が出来たのだが、(この瞬間TVの議会中継を見ていたホワイトハウススタッフが狂喜乱舞していた)ホワイトハウスの意向によって、結局この法案は採決されず、修正されて(スタックハウス上院議員の要望どおり)めでたしめでたし。
であったのだが、これなんなんですか?確かにアメリカ人の喜びそうな、政治テクニック(議会技術)に重点をおいているのかも知れんが、お遊びじゃないですか。アメリカは政治もゲームなんか!ドラマで政治を扱うのは難しいとは思うが、単なるエンターテイメントにしたらいかんよな。いや、きっとこれは、こう言う風にホワイトハウスをばかばかしく描く事によって権威の虚構を暴こうという高尚な企みかもしれない。
セリフがなんかおかしんだよな、わざとかみ合わせないようにしている感じ。不快だ。
主役級の吹き替えが決定的にマズイ!マーチン・シーン(大統領)小林薫、これじゃ場末のゲイバーのママだ。ロブ・ロウ=吉田栄作、基本的な発声が出来ていない、セリフが聞き取りにくい、ノーマネーでフィニッシュ。
しかしこんなドラマがエミー賞やら、ゴールデン・グローブ賞その他を総ざらいしているっていうんだから、不思議。阿修羅の人達ってこのドラマどうおもってんのかな。
いい事が一つ、議会少数派の抵抗手段を否定していない事。さすがアメリカ、今回はスタックハウス上院議員はトランプかなにかのルールブックを延々と読んでいたが、聖書を読み続ける人もいるらしい。日本は議会でに発言の制限が酷いから、精々出席拒否、あと採決時の牛歩。これ国民に評判悪し。日本はアメリカコミック政治ドラマの域にも達していないのか・・・