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とうとう日本国の陸海空三軍がイラクに派兵されます。
これは、わたしたちの歴史始まって以来はじめてアラブ・中東の民に銃口を向けることです。
それは超大国のB.B.両政権の中東制覇・石油強奪の不当な戦争に荷担することです。
「戦争に行くのではない」というウソが世界で通用するでしょうか。
憂うべきことは、こうしてわたしたちは世界遺産・人類の叡智の継承者であるアラブ・中東の民、
ひいては第三世界の民を敵にまわし、世界史の野蛮化・地獄化の深まりに助勢することになることです。
ヒロシマ・ナガサキの被害者であるわたしたちが、中東・第三世界の自由と独立、そして平和を願う民に対する加害者に転落することです。
「人道支援」という隠れ蓑はすぐ見破られるでしょう。
わたしたちの目や心、頭脳は 残念ながら 目に見えない万里の長城で だいじな<歴史>と<世界>から 遮断されているようです。
それはマスメディアの現状を見ても明らかです。
漫画はアラブ・中東・第三世界の民の心や気持ちを反映しています。
少しでも彼ら虐げられた人々、世界史の野蛮化と地獄化をその先端で味わざるをえない人々の心や感情を感じ取りたいと思います。
最近の<アラブ傀儡支配者>を衝く漫画などは まさに他山の石であり、かの魯迅の世界を思わせます。(2004.02.02)
http://members.jcom.home.ne.jp/pinuskoraie/0305.htm