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(回答先: 日本人は明るく活動的になるのが好きな人が多いから(笑) 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 29 日 21:31:39)
あっしらさんは未経験ですか。残念です(笑)
>前近代の日本でも、阿片というかたちかどうかは別として、
>ケシの実を鎮痛剤として使っていたはずです。
>たぶん、阿片まではつくっていたと思います。
>ひとは痛みが苦手というか痛みを除去しようとするものですから...
アヘン=モルヒネは鎮痛剤としては最高の発見だったのでしょうね。
西洋医学が日本に輸入されたときに、アヘンは日本に同時に入ってきた可能性があるということかな?
西洋ではアヘンの吸引って、秘密結社とかの儀式に使われていそうなイメージがあるんですが、実際どうなんでしょうね。
>麻薬には抑制作用と興奮作用があり、阿片・モルヒネ・ヘロインは抑制作用、
>覚醒剤やコカインは興奮作用があるとのことです。(誰かさんと違って未体験なので(笑))
これがダウン系とアップ系と言われる区別です。
わたしはダウン系の方が危険だと思っています。
どちらも使用して飛んじゃえば気持ちいいのですが、大量使用(数ヶ月から数年)後、抜いたときの体のダルさや肉体的依存度はダウン系のほうが上です。
モルヒネの使用が医療の場でも慎重(量のことです)なのはそのためなのかもしれません。
シャブでもヘロでも使用してゆくうちにすぐ体に耐性ができてきますから「ガツン」と決めるためには量を増やしたくなります。こうなってきたときの切れ目はヘロの方が数段強い禁断症状が出ると思います。
よく映画なんかでやっている「薬が切れたんだ。売ってくれよ!」みたいな抑えきれない依存が現われてくると思います。
覚醒剤には肉体的な依存は無いとはいいませんが、精神的な依存が圧倒的に大きいだけですから、切れ目はそんなにつらくありません。精神的依存度が大きければ別ですが……。
覚醒剤の切れ目は何日も寝ていれば(自然と眠くなります)さほど心配ないと思われます。
>日本人は、抑制作用のある物質を摂取して陶酔感や恍惚感を得るより、
>興奮作用のある物質を摂取して高揚感ややる気を得るほうを好んでいた(いる)と思います。
戦争時代前後の薬物の供給がどのような状況で流入していたのかが分りませんので、何とも言えませんが、例えばパターン的に見ると、中学生くらいでタバコやシンナーや合法薬物を覚える。
その後、マリファナに出会う。覚醒剤やLSD等の違法薬物に出会う。
という流れが多いと思うんですけど、このときにヘロインやコカインにはなかなか出会えないんです。日本では。
昔、わたしがこういう遊びにはまっていたときだって、ヘロインを入手するのは非情に大変でした。物がないから買えないんです。扱っている人がほとんどいませんでした。
これが覚醒剤のように簡単に入手できれば、どちらも蔓延していたはずです。
で、ヘロ愛好者が覚醒剤以上に多くボロボロになっていたと思われます。
近年の使用者はそれほど自由に薬物を選べなかったと思います。
国内の密輸入業者なのか外国の密輸出業者のどちらが仕組んでいた(いる)のかは分りませんが、ヘロインが日本に多く流入してきていないのは事実です。
わたしはどちらも自由に選べたとしてもヘロにはそんなに手を出さなかったと思います。ヘロにはまっていたら覚醒剤をやめたときみたいに簡単にはいかなかったと想像しています。なんせ半端ない量を数年間やり続けましたから(笑)
>清時代の中国人には、抑制作用のある物質を摂取して陶酔感や恍惚感を得ることを
>好ましく思う人がけっこういたから、英国(東インド会社)商人の阿片交易が
>成功したのだろうと推測しています。
>働くなくて怠惰に暮らしながら心地よい日々を送ることを良しとする人が
>それなりにいたということかもしれません。
その可能性は高いかもしれませんね。
ちょっと言わせてもらいますと、アヘン=ヘロインだけでなく覚醒剤も「働くなくて怠惰に暮らしながら心地よい日々を送ることを良しとする人」を大量に生産します。間違いありません。
>日本人は、今は微妙になっているようですが、明るく活動的に暮らす日々に幸せを
>感じるひとが多いことが阿片への嗜好を抑えたのではないかと推測しています。
このあっしらさんの考えには賛成ですが、ちょっと陰謀論的に考えるともうちょっと面白い見方も出来そうです(笑)
>戦前の日本の阿片製造も台湾向けや大陸向けで、権力の規制もあったでしょうが、
>日本で阿片中毒者はそれほど生まれなかったようです。
>戦後、覚醒剤はあれだけ流行ったのに...(笑)
戦前はそれほどでもなかったんだあ。ちょっと嬉しいですね。
ヘロもシャブも脳みそが気持ちよさを記憶して求めてしまう強大な誘惑ですから、身近でタバコを買えるように買えてしまったらその国の経済は破綻するかもしれません。
でもわたしは使用するもしないも自己責任ですから、止めたいと思っていない人には何も言いません。好きなだけやらせると思います。他人が止めろと言っても無駄ですから(笑)
逆に何でも1度は経験するべきだとも考えています。わたしから薦めることはありませんが家族であっても同じです。出会ってしまったらしょうがない。自分で何かに気づくしかありません。