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bakaの独り言ですが、レスを頂ければ幸いです。
(リーマンさん、御投稿の上に被せてすみません。ファンです。)
最近、「バカの壁」を手始めとして、養老先生の本をよく読んでます。(あっしらサンも読んでるとか。)「養老孟司の<逆さメガネ>」、「いちばん大事なこと」、「まともな人」。
中でも、今日読んだ「まともな人」は佳かった。先生は、陰謀論者ではないが、911を歴史的、文明論的に、米国の「テロリズム自作自演」と喝破していて、その論は頗る興味深い。(先生は実は陰謀論者だったりして。)また、科学的に異論の余地ある地球温暖化論に基づく「炭酸ガスの排出規制」も、「石油の消費カットと緑の維持を組み合わせた」政治手法であり、「環境を守れ」というスローガンも、イスラム教徒がジハードを叫び、米国が人権を叫ぶのと似た話しで、イスラム教やキリスト教原理主義の代りに「科学」が使われていると談ずる。
「ものを書いて説明する、言葉にするということは、物語を語ることである。ジャーナリストは、いや、事実を語っているというかもしれない。唯一にして、客観的である事実、それが存在するはずではないか、と。じつはその思考そのものが、一神教世界に由来する。唯一客観的な事実が仮に存在したとしよう。それを知っているのは誰か。少なくとも人間にはそれを知りようがない。」
都市化と石油経済の論はもとより、陰謀論と相通じる御説は、先生をリベラルな陰謀論者と呼んでも差し支えないのではないか?