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赤ちゃん100人程度のデータからどの程度の確度で結論付けられるのかは知らないが、「どこの国の赤ちゃんでも使用できる」とは興味深い。
つまり、人種や性別、月齢などの違いとは無関係に言語習得前の赤ちゃんの口頭を用いた意思表示方法は人類共通ということか。
その後、言語習得とともに赤ちゃんの頭脳は各国語向けにカスタマイズされるというわけなのか。
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空腹、退屈、眠い…赤ちゃんの泣き声分析器を輸入販売
赤ちゃんの泣き声分析器がお目見えした。商品名は、なぜ泣くのという意味の「ホワイクライ」。スペインの育児用品販売会社ネトゥリン社の商品を原沢製薬工業(本社・東京)が輸入販売する。両社が15日、東京都内で発表した。
長さ15センチ、幅9センチ、厚さ4センチほどの大きさ。泣いている赤ちゃんの近くに置くと、泣き声の強弱や息継ぎの間隔などを約20秒間読み取って、パターンを分析する。理由は、顔の表情を描いたイラストで、「空腹」「退屈」「不快」「眠気」「ストレス」の5つの中から示す。
ネトゥリン社によると、人種や性別、月齢などの異なる赤ちゃん100人の泣き声を研究、言葉を話し始める前の赤ちゃんに特徴的な泣き声のパターンを見つけ、製品化した。「どこの国の赤ちゃんでも使用できる」そうだ。
2002年12月から、スペインをはじめ、フランス、アメリカ、韓国などで販売されており、これまで約10万台を販売したという。日本では希望小売価格1万6800円(税込み)で、輸入雑貨店ソニープラザなどで販売する。
原沢製薬工業は「育児不安の解消や、親子のより良いコミュニケーションに役立てると思う。ただしあくまで補助的なもので、赤ちゃんの状態や様子をよく見て、泣いている理由を判断してほしい」と説明している。
東京大学医学部小児科の榊原洋一講師は「親は経験から、自分の子どもの泣き声の意味を分かるようになる。日本のおもちゃメーカーが売り出した犬や猫の鳴き声の“翻訳機”と同様、おもちゃと考えた方がいいのでは」と話している。
(読売新聞)[1月15日21時46分更新]