現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用7 > 225.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
「お金(マネー)の全歴史書」(東洋書林刊)読ませていただきました。イスラム世界にキリスト教徒によって運営されていた銀行街があったことや、テンプル騎士団が為替(信用創造が可能な形態)に携わっていたと言う話は非常に興味深いものでした。ただ少しわからないところや、この本には書かれていなかった内容について疑問に感じるところが出てきてしまい、、、
不躾なお願いで申し訳ないのですが、もし宜しければ教えてください。
(トンガの首長フィノーの言葉は確かに名言であり、よく事実を反映していると思いました)
この本では古代ギリシャでは銀行業はあったが、信用手段は無かったためその経済は貴金属量の限界を超えることは無かったとありますが、カルタゴやローマはどうだったのでしょうか。カルタゴは非常に豊かな国であったと聞いていますし、ローマはパクスロマーナと言うくらいですし経済的にも繁栄していたのだと思います。ただ何冊か本を読んでも両国が紙幣や卑金属貨幣の発行や、信用創造をしていたというような決定的な内容が見受けられないのです。もしこのことについての資料があるなら教えてください。
イスラム世界では10世紀以前に信用創造を行える銀行業が存在し(ムスリムではなくキリスト教徒による運営)たとあり、且つヨーロッパに銀行業ができたのは11世紀以後とありましたが、これに十字軍は絡んでくるのでしょうか。またこのイスラムの銀行家と、その後のヨーロッパの銀行家の間には繋がりがあるのでしょうか。