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世界保健機関(WHO)は14日、上海で開催中の年次総会で、新型肺炎SARSとH5N1型鳥インフルエンザの再発に対する注意を各国に呼びかけた。WHOは、「SARSは都市型の疾病、鳥インフルエンザは農村型の疾病だ。鳥インフルエンザには人から人への感染の可能性もある」と指摘した。
WHOの西太平洋地区の責任者、尾身茂博士は会議で、多くの国が伝染病の大規模な流行に対する予防・対策案をまだ作成しておらず、伝染病が再発生したときの影響を軽減させる上でマイナスだと指摘。「伝染病のダメージを軽減するには、病例の早期発見・報告がカギとなる。SARSは、伝染病が国から国へ伝染する恐れがあることを示した。急速かつ透明な情報交換などの国際協力が、疾病まん延の抑制にとって非常に重要だ」と話した。尾身博士はさらに、「ほとんどの人が新型伝染病ウイルスへの免疫を持たないため、大規模な感染が発生した場合は大量の感染者が出て、死亡率が高くなる危険がある」と警告した。(編集SN)
「人民網日本語版」2004年9月15日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/09/15/jp20040915_43422.html