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明治乳業稚内工場(北海道稚内市)が今年6月、大腸菌群が検出され出荷できなくなった脱脂粉乳を溶かし、再び脱脂粉乳に加工していたことが13日、分かった。出荷前に道の指摘を受け、製品はすべて処分され流通していない。道は食品衛生法に基づき、原因究明と再発防止を求める行政指導をした。
道によると、大腸菌群が見つかった脱脂粉乳は、03年9〜10月に稚内工場で製造された801袋(1袋25キロ)。出荷前の大腸菌群検査で「陽性」になったため、工場内に保管していた。ところが同工場は今年6月、このうち30袋を溶かして生乳に混ぜて原料とし、加熱殺菌した上で再び脱脂粉乳を作った。再利用製品からは大腸菌群は検出されなかったという。
道と道厚生局が7月、脱脂粉乳製品に対するHACCP(衛生管理システム)の認証検査を実施したところ、同社が保管していた製品の自主点検の記録から、脱脂粉乳の最終製品として検出されてはならない大腸菌群が検出されていたことが発覚した。同工場は指導を受け、大腸菌群が検出された脱脂粉乳と、再利用製品を含めた約4000袋を家畜用飼料にした。
再利用の理由について明治乳業は道に「最終的な製品の段階で陰性であれば、出荷できると考えていた」と説明している。【横田愛】
毎日新聞 2004年9月14日 0時20分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040914k0000m040152000c.html