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少年殺人にゲームの影響か 遺族が販売禁止求める
2004.07.30
Web posted at: 16:16 JST
http://cnn.co.jp/science/CNN200407300010.html
ロンドン――英中部のレスターで少年(17)が友人(14)をハンマーでめった打ちにした上、ナイフで刺し殺したとされる事件をめぐり、被告の少年が残虐なビデオゲームに熱中していたとの背景が浮かび上がった。被害者の母親らは、このビデオを販売禁止とするよう呼び掛けている。
問題となっているのは、米ロックスター社が開発した「マンハント」。「プレイステーション2」などに対応している。「サド・マゾヒスティック」をうたう殺人ゲームで、手口の残虐さに応じてボーナス点が得られる内容だ。
被害者のスティーブン・パキーラ君は少年に近くの公園へ誘い出され、くぎ抜きの付いたハンマーで後ろから襲われた。少年は血まみれの姿で警官に見つかり、殺害を自供したという。28日には法廷でも有罪を認めており、終身刑を言い渡される可能性がある。
スティーブン君の母親、ジセルさん(36)はPA通信とのインタビューで「少年がマンハントというゲームに夢中になっていたと、友人らから聞いた」と指摘。「こんなものが社会で許されているなんて信じられない」と話している。29日付の英紙には「プレイステーション殺人」「恐怖のコンピューター画像が少年を殺人に駆り立てた」などの見出しが躍った。
マンハントについては、米フロリダ州で暴力的なビデオゲームへの反対運動を展開する弁護士ジャック・トンプソン氏が、製造元に「まねをする者が出る恐れがある」との抗議文を送ったこともあるという。同氏は「このゲームだけではない。同様の例はほかにもある」と警告する。
一方、ビデオゲームなどの業者団体は、マンハントが英国で18歳未満禁止の扱いになっていることなどを強調、事件との関連性を否定している。