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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040716it12.htm
日本人の平均寿命は、女性85・33歳、男性78・36歳で、それぞれ過去最高齢を更新したことが16日、厚生労働省が発表した2003年の「簡易生命表」でわかった。
前年より女性が0・1歳、男性が0・04歳延びたが、過去4年では最小の延び幅。厚労省は、2003年の自殺者数が3万2000人を超えて過去最多になったことや、インフルエンザの流行が、平均寿命の延びを鈍化させたとみている。
平均寿命の男女差は前年より0・06歳拡大し、過去最大幅の6・97歳。80歳まで生存する割合は、女性76・3%、男性54・5%になった。
国・地域との比較では、女性は19年連続で世界一の座を保ったが、前年、香港に次いで2位だった男性は、アイスランド(78・7歳)、香港(78・6歳)に続く3位となった。
2003年の自殺者数は、3万2082人(男性2万3377人、女性8705人)で、前年より2133人増えた。
自殺者数の増加分だけで、平均寿命は前年より男性で0・07歳、女性でも0・03歳押し下げられた計算になるという。
死因別では、がん、心疾患、脳血管疾患の「3大死因」が、男性56・98%、女性55・20%。前年より割合は低下したものの、依然、過半数を占めている。
◆簡易生命表=ある年の死亡状況が今後変わらないと仮定した上で、各年齢の男女が平均であと何年生きられるか(平均余命)をはじき出し、その結果をまとめた表。ゼロ歳児の平均余命が平均寿命と呼ばれ、その国の保健福祉水準を示す指標として広く使われている。
(2004/7/16/20:32 読売新聞 無断転載禁止)