現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康8 > 668.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 【合掌!】歯科医師、治療機器爆発で死亡…愛媛、自分で修理中(読売新聞) 投稿者 町医者 日時 2004 年 7 月 08 日 20:54:24)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040709i306.htm
愛媛県大三島町宮浦の村上歯科医院の診療室で爆発があり、院長の村上弘道さん(52)が死亡した事件で、飛び散っていた金属片に爆発物の原料となる薬品が付着していたことが9日、県警の調べでわかった。
県警は爆発物取締罰則違反容疑で診療所兼住宅を捜索、住宅から発火装置になるリード線や乾電池などを押収した。県警は診療室内で爆発物が作られていた可能性もあるとみている。町と県警は半径100メートルにある60世帯の住民約100人を近くのコミュニティーセンターに避難させた。
調べでは、薬品は診療台の近くで体を丸めて倒れていた村上さんの胸や腹など数か所に刺さっていた金属片などから検出された。左足には長さ約20センチの傷もあった。爆発は7日午後9時ごろとみられ、南約100メートルで訓練中の消防団員が爆発音を聞いていた。
当初、県警は破片が飛び散っていた金属製の治療器具が爆発したとの見方をしていたが、器具の納入業者らから事情を聞いたところ、器具が爆発する可能性はほとんどないことが判明。詳しく調べた結果、金属片から微量の薬品を検出した。
県警は、金属を研磨したり、穴を開けたりする治療以外の細かな作業にも使える治療器具を使って、何らかの作業をしていた際に薬品が爆発したとみている。
◆付近の住民避難◆
村上歯科医院周辺には、立ち入り禁止を示すテープが張り巡らされた。防護服に身を包んだ県警機動隊爆発物処理班の約10人を含め70人の捜査員が捜索にあたり、付近は物々しい雰囲気に包まれた。
コミュニティーセンターに避難した近くの主婦堀千雪さん(56)は「急に避難するよう言われ、わけがわからないまま来たけど、何が起きたのでしょうか」と不安そう。
村上さんが約20年前から校医を務める町立大三島小の藤原久子教諭(59)は「保護者対象の講演会を開くなど虫歯予防に熱心で、誠実に診療してくれていた」と驚いた様子。
(2004/7/9/13:47 読売新聞 無断転載禁止)