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http://www.asahi.com/science/update/0630/001.html
肥満の人は睡眠時に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)になりやすいとされるが、日本人は肥満でなくても「馬面」で「小あご」だと要注意――。患者の顔を分析した東邦大学呼吸器内科とカナダ・マニトバ大学の共同研究で、特徴が明らかになった。骨格に制限され、気道がふさがりやすいらしい。7月1日から東京で開かれる日本睡眠学会で発表する。
研究チームは、重症のSASと診断された日本人71人とカナダ人18人、健常な日本人12人の顔写真から画像を合成、それぞれの平均顔を作った。その結果、SASの日本人は、SASのカナダ人や健常な日本人に比べ、眉毛から口までの間隔が長く、あごが小さく引っ込んでいた。
SASの潜在患者は国内で200万〜300万人とも言われ、肥満体形の人がなりやすいとされる。だが研究をまとめた東邦大の高井雄二郎助手によると、欧米人では太っている患者がほとんどだが、日本人患者の3割は、体重(キロ)を身長(メートル)で2回割ったBMI指数が肥満の目安の25に満たず、やせた人でもSASになっているという。
高井さんは「顔が長くあごが小さいと、のどの奥の咽頭腔(いんとうくう)が狭くなり、気道がふさがりやすくなる。太っていなくても、こうした顔立ちでいびきをかく人は、一度、検査を受けた方がいいかもしれない」と話している。
(06/30 15:04)