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風疹症候群で緊急研究班 拡大防止策探る 女性に予防接種推進
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040622/fls_____detail__023.shtml
妊娠初期の妊婦が風疹(ふうしん)に感染して子に障害が出る先天性風疹症候群(CRS)の発生拡大が懸念されるとして、厚生労働省は22日までに、防止策を検討する研究班を結成した。
CRSは今年既に3件の発生が確認され、報告が始まった1999年以降最も多い。班結成は、風疹予防接種を受けていない女性が結婚適齢期を迎えている上、夏に風疹が大流行する恐れがあることを受けた緊急措置。
厚労省は、妊娠の可能性がある女性に予防接種を勧めるキャンペーンなども検討する。
研究班は、産婦人科医や小児科医、風疹に詳しい海外の日本人研究者ら15人程度で構成。
風疹の予防接種を受けていても免疫ができていない人への再接種、免疫を確かめる検査の促進などの対策を検討する。小学校など入学時のワクチン接種証明書の提出など、接種を徹底して風疹を抑え込んだ米国の対策も参考にする。
CRSは新生児に白内障や心臓奇形、難聴、知能低下が起きる。2000—03年は大阪府や宮崎、広島県で1件ずつ計4件発生。今年は岡山県などで3件発生し、1件は中学生のころに受けた予防接種の効果が落ちて感染、CRSが起きた。
小児科病院などの定点観測では風疹が増加傾向。予防接種年齢を引き下げた94年の制度改正で、対象から漏れた未接種の女性が結婚適齢期を迎え、CRS発生の増加が懸念されている。