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June 17, 2004
遺伝子操作で浮気をやめさせる
nature science update - Lotharios tamed by brain protein
遺伝子を操作して浮気癖を治療。エモリー大学のMiranda Limと同僚たちが、通常メスに対し見境のないオスのハタネズミ(Microtus pennsylvanicus)を遺伝子操作することによって、”一途な”ハタネズミに変えることに成功した。
彼らは、ハタネズミの脳にウイルスを利用して直接遺伝子を導入。ハタネズミのバゾプレッシン・レセプター(社会的行動や一雌一雄関係の形成に関係している)を発達させることに成功した。結果ハタネズミは、メスにあまり関心を示さなくなったという。遺伝子操作されたハタネズミの脳の化学的性質と振る舞いは、親類である草原ハタネズミ(Microtus ochrogaster)に似ていた。草原ハタネズミは、同じ相手と一生連れ添い、多くのバゾプレッシン・レセプターを有していることで知られている。
初期の研究では、バゾプレッシン・レセプターを増加させることが、ハタネズミの一雌一雄の関係を築くスピードをアップさせることが分かった。また新しい研究は、同じ方法を用いて浮気をしないハタネズミを作り出すことができるということも示している。
サルの中にはハタネズミと同じようなバゾプレッシン・レセプターを持っているものもいるため、同様の技術が人間にも利用可能かもしれない。ただ人間は、ネズミやサルよりもっと複雑な生き物であり、社会的要因、経済力や経歴、個性の違いなどが関係してくる...
posted by br at 5:49 PM
http://www.f3.dion.ne.jp/~you_s/2004/06/blog-post_17.html