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コイヘルペス、米国と同一 ウイルスの遺伝子解析
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004061500217&genre=H1&area=Z10
茨城県・霞ケ浦などで昨年、コイの大量死を引き起こし、今年も猛威を振るい始めた国内のコイヘルペスウイルスは、米国やインドネシアで見つかったウイルスとほぼ同一であることが青木宙・東京海洋大教授らの遺伝子解析で15日までに、分かった。これらのウイルスと比較し、1997年に世界で最初に感染が確認されたイスラエルのウイルスは塩基配列に違いが多いことも判明。青木教授は「英国、ドイツなどコイヘルペスが発生したほかの国のウイルスとも比較すれば世界でどう広まっていったかが分かる」と話している。
米国とインドネシアでは日本での発生以前から、コイヘルペスの発生があった。同教授らは、日本と米国で見つかったコイヘルペスウイルスの約30万ある全塩基の配列を比較。その結果、99%が一致していることが分かった。インドネシアのウイルスも約5万塩基を比較したところ、ほぼ同一と判明。イスラエルのウイルスも約5万塩基解析したが配列にいくつか違いがあり、遺伝学的に距離があることが分かった。(共同通信)