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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040616k0000m040128000c.html
輸血用血液の安全性確保のため、日本赤十字社が検討している機構改革案が15日、非公開で行われた厚生労働省の血液事業部会運営委員会に報告された。運営委は規定で原則公開とされ、過去6回はすべて公開されており、非公開とした厚労省の判断に委員から批判の声が上がっている。
運営委は薬害エイズ問題などを受けて昨年8月に設立された。委員は薬害被害者や大学教授など6人で、血液事業を定期的にチェックしている。
関係者によると、15日の委員会では、日赤本社に血液事業本部を設けることや、血液に関する研究・開発を強化するため、中央血液研究所を設置することなど、日赤の機能強化案が報告された。強化案は25日に日赤の代議員会で決定する予定という。
運営委終了後、厚労省血液対策課は、強化案の内容を一切明らかにせず、非公開の理由について「日赤に不利益になると判断した」と釈明した。
日赤企画広報室は「厚労省に非公開を要望していないが、代議員会前に公開しにくいこちらの立場を理解した措置だと思う」と説明。出席委員の一人は「血液事業は国民の問題で、多くの人の意見を参考に考えるべきで、厚労省は日赤に対して、公開に理解を求める必要があった」と指摘している。【玉木達也】
毎日新聞 2004年6月15日 22時13分