現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康8 > 573.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040614-00000012-kyodo-soci
モルヒネや抗炎症薬でも抑えられない難治性の慢性痛が、リゾフォスファチジン酸(LPA)と呼ばれる脂質によって引き起こされることを、長崎大大学院の植田弘師教授(分子薬理学)らの研究グループが動物実験で突き止めた。
14日付の米医学誌ネイチャー・メディシン(電子版)に発表した。
この痛みは「神経因性疼痛(とうつう)」と呼ばれ、神経が傷つき、痛みの感覚が過敏になることにより起きる。がんによる痛みや腰痛、帯状疱疹(ほうしん)後の痛みも含まれる。
LPAは、傷を負った際に傷付近の細胞の表面で作られる脂質の一種。マウスの座骨神経に傷を付けると、足の裏に軽く触れただけで足を引いて痛がる神経因性疼痛の症状を示すが、LPAが働かないように遺伝子操作したマウスでは、同様の刺激でも足を引かず、LPAが慢性痛にかかわっていることが分かった。(共同通信)
[6月14日2時3分更新]