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結核に感染しているかどうか血液検査で見分ける新たな診断法の有効性を、厚生労働省研究班が約330人を対象にした試験で14日までに、確かめた。
従来の結核検査法のツベルクリン反応では、BCG接種を受けた人が感染者と誤って判定されることが多かった。今回の方法は接種を受けた人も正確に診断でき、発病予防薬の不必要な投与の防止や集団感染への対応に威力を発揮しそうだ。
研究班長の森亨結核研究所長は「BCG接種を大半の人が受けている日本では有用性が高い。結核検査や発病予防の実施法が大きく変わるだろう」と話している。
BCGは、弱毒化した結核菌で体に抵抗力をつけるワクチン。しかし菌の作用が長く続き、ツベルクリン反応では感染者と同じ反応が出る難点があった。これを解決するため、患者の血液に反応する物質を加えて特有のタンパク質を測り1日で診断できる手法が海外で開発され、同研究班が有効性試験を行った。