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http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040605k0000m040082000c.html
足のむくみやダイエットに効くとうたわれているハーブ、メリロートから抽出したエキスを含む健康食品に、有害作用のある化学物質「クマリン」が多く含まれる商品があることが4日、国民生活センターの調べで分かった。うちDHC社(本社・東京都港区)の「メリロート」は現在も販売されている。厚生労働省によると、同社銘柄を服用していた女性2人が昨年、一時的に肝機能障害を起こしたという。
クマリンはメリロートの主な有効成分。動物実験で成長抑制やこう丸縮小作用が報告され、72年に国から食品添加物としての指定を削除された。
同センターは昨年9月〜今年4月、メリロートの抽出液を含む健康食品11銘柄を購入、クマリンの含有量を調べた。
その結果、包装容器に示された1日の服用量に換算したところ、11銘柄中3銘柄で4.0ミリグラムを超える恐れがあった。クマリンは炎症抑制効果があり、痔(じ)の薬にも配合されているが、同センターが調べた4種類の薬は、1日の服用量に換算すると4ミリグラム以下だった。
同センターによると、3銘柄のうちDHC社製のメリロートだけが現在も販売中。同社は今後の対応について「責任者がいないので分からない」と話している。【山本建】
毎日新聞 2004年6月4日 20時47分