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コメ消費 ついに1俵切る
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040526/mng_____sya_____007.shtml
国民一人が二〇〇三年度の一年間に食べたコメの量が戦後初めて一俵(六十キロ)を下回ったことが二十五日、農水省の発表した調査で分かった。戦後のピークだった一九六二年度(一一八・三キログラム)から四十年余りで、ほぼ半分まで落ち込む急減ぶり。パンやめん類などの人気に加えて、最近の牛海綿状脳症(BSE)の影響で、〇四年二月から牛丼の販売が休止された影響も出たようだ。
同省が毎月行っているコメの消費量調査(全国約八千人から聞き取り)によると、国民一人が〇三年度に家庭や外食で食べたコメ(精米)の量は五九・五キログラムだった。
茶わんに換算(一杯分は精米約七十グラム)すると、一九六二年度は千六百九十杯だったが、〇三年度は八百五十杯とほぼ半減した。同省の記録によると、一九四六(昭和二十一)年度は一人当たり年間約千三百二十杯(九二・七キログラム)だった。
コメ離れの最大の原因は「食事がおかず中心になるなど食べ物が多様化したこと」(農水省)にある。加えて、コメ消費に一役買っていた牛丼が今年二月に販売休止になったことも消費減となった。
大手牛丼チェーンが相次ぎ牛丼販売を休止した二月の一人当たりの消費量は四千六百二十グラムで、前年同月比2・7%減少(百二十九グラム)。月一人当たり茶わん約二杯分を食べなかった計算で、最近三年間のうち月当たりで最低の消費量だった。三月は四千九百七十九グラムで、前年同月から1・0%(五十グラム)減った。