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投稿８
医療殺戮より
エイズについては諸説あるようですが、全身的免疫不全という状態は、体内浄化装置が一挙に働くという形ではないかと思われます。
そのため、治療薬そのものが一切効をなさない、しかもその血調薬自体の浄化も加わるため、燃えたぎる火に油を注ぐようなことになるのではないでしょうか。
エイズウイルスは添加剤役のようなもので、身体に「燃えるもの」が無くならないと鎮火しないのだと思います。
ゆえにエイズウイルス保有者でも重症化しない人も居るわけです。
エイズに治療薬が無いというのはこの原理から考えると少し見えてくるのではと思います。
人工的に作られたウイルスとしても、中身に燃えるものがないなら発症しないし、燃え尽きると自然鎮火（自然治癒）するもので、ウイルスが人為的でも自然的でも根本は宿主にあるのは、他の感染症と同じ原理だと思います。
動物でも予防接種や薬を何世代か使っていると、動物用のエイズが起こるかも知れません。推論です。
ーーーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーーー
第六章 エイズはどこへ？
●エイズの発見一九八〇年代にもっとも話題になった医学的事件は、エイズAIDSすなわち「後天性免疫不全症候群」であった。この病名はなかなか興味深い。
まず「後天性」というのは、この病気に＠原因となるようななんらかの行為が患者自身にあったことを想定している。
次にこの病気の特徴として結果的に「免疫不全」となる。つまり人体が細菌などの有害な侵入者と戦ってこれに打ち勝つための能力を失ってしまう。
その結果、人体はさまざまな感染症の餌食となり、その感染症のいくつかが原因で死に至るのである。
エイズによる感染症には、主として二つの顕著な疾病がある。大きな腫瘍が皮膚にいくつもできる「カポジ肉種」とある種の肺炎とである。しかし注意べきことに、かつては死の病だったこの肺炎は、現在ではほとんど克服されている。肺炎は昔「老人のお友だち」と呼ばれていた。もはや生きる望みのないような多くの老人の命を奪ったからである。
いわゆるエイズによって体内に広がった何種類かの感染症が、医師・獣医・生物学着たちによって初めて発見されたのは、およそ五〇年ほど前のことであった。
当時、アイルランドの羊の多くが「マエディ・ヴイスマ」［慢性間隙性肺炎と慢性髄膜脳炎］と呼ばれる致死性の伝染病に冒れた。生物学者は、この病気は新種のウイルスが原因であると結論つけた。そして毒性をもつまでに長い時間がかかることから、このウイルスを「スローウイルス」（遅発型ウイルス）と呼んだ。このスローウイルスの登場は、人類の医学史が新たな時代に入る前触れだった。人類はそれまでただ動物のうちサルの仲間のあいだで感染することしかわかっていなかったからである。
スローウイルスは「レトロウイルス」［感染細胞でRNAがDNAに逆転写されるウイルス］ の一種でもある。細胞は通常の健全な成長過程で有糸分裂mitOSisを行なうが、ウイルスはこのあいだに細胞内に侵入し、細胞の遺伝子に同化する。
有糸分裂は、からだのすべての細胞が直面する二つの選択肢のうちの一つである。つまり細胞にとっては、生きる過程として有糸分裂によって分裂し成長するか、あるいは病気の過程の一つとしてウイルスによる遺伝子の複製に屈服し結果的に細胞が死んでしまうか、この二つのうちどちらかしかない。
ここでエイズ問題の最重要ポイント、生物組織全体の生死という究極の問題が出てくる。すなわちこのウイルスの働きのために、エイズがひとたび進行すると不治の病となり、結果として宿主［つまり患者］ のからだを死に至らしめるのである。
健康なからだの中でも、毎秒約一〇〇〇万個の細胞が死んでいる。しかし普通は、それと同時に新陳代謝によって新しい細胞が生まれてくる。細胞のこのような即時の入れ替わりを、通常の遺伝情報理論に基づく生体機能、すなわち染色体・酵素・神経刺激信号などによって調整することは、不可能である。
細胞分裂の即時性には、生体放射線＠＠現象による指令伝達を必要とする。また細胞分裂の最初の引金となるのは、生体組織に存在する凝集性の極弱性光子＠＠nから出るさまざまな波長の放射である。
この光子の放射は常に活動しながら、波長の種類によってそれぞれ異なる生体機能を調節する。
光修復p＠ 光軸性p＠、 光周期性時計＠s、有糸分裂、多光子性現象m＠Sなどである。
生物細胞から放射される極弱性光子は、赤外線（波長九〇〇ナノメートル） から紫外線（波長二〇〇ナノメートル）までのスペクトル分布を示す。この光子の強度は、DNAの分子配座と関連がある。生物光子biOphOtOnの分光強度は、活性状態のときの方が生理的温度での熱平衡状態のときよりも約一〇倍から四〇倍高い。
DNAはもっとも高密度の情報をもった生体分子であり、生物光子を放射する源のようである。それは「エクシプレックス・レーザー」［励起状態でのみ存在する分子のレーザーでユキシマー・レーザーともいう］と同じように働き、人工レーザーに比べて勝るとも劣らない。
●エイズから明らかになった細胞機能
このようにエイズの問題は、われわれを細胞機能のもっとも基本的な性質に導いてくれる。
生物細胞が識別可能な温度変化なしでマイクロ波に反応する能力があるということは、明らかに活性水晶のように非熱的［放射］ メカニズムを細胞がもっていることを示している。以上のようにエイズのおかげでわれわれは、健康か病気かを示す細胞の調節機構を理解し、また人体を冒すすべての疾病に対する理解を深めることができるのである。
生物細胞を原始的なバクテリアから人間の細胞まで広範囲にわたって研究した結果、これらの細胞は一〇〇メガヘルツ未満の周波数帯域で天然の交流電場を形成していることが明らかになった。この電場は有糸分裂中の細胞およびその周囲で最大の電気振動を示す。
ここでもまた細胞の調
（中略）
６９・ハドソンはハリウッド一番のホモの乱交狂いで精神病者の一人だったが、［エイズで］彼が死んだおかげでわれわれは幸運にも、もっとも基本的な細胞機能について新たな大発見を手に入れるかも知れない。
しかし不運なことに、ガン治療で儲けている者たちや医療支配者たちは、エイズを細胞自体の機能不全として治療することを主張している。もちろんこの治療は、製薬トラストが提供する高価な化学療法の 「魔法の薬」を必要とする。
しかし実際には、化学療法はエイズによって冒された免疫機構をさらに破壊するので、病気による致死率はかえって上昇する。
既成医療産業の治療法は、からだがウイルスに打ち勝つのを助けるのではなく、ウイルスを叩くことのみを目的としている。そのため病気に冒された免疫機構を無視し、事実上ウイルスが体を征服するのを助けている。
●エイズの原因
エイズは人工的に作られたウイルスである、という主張が何度も繰り返されている。エイズは以前には知られていなかったが、一九七六年にアフリカの血液銀行［輸血用血液の保管場所］ でそれらしい形跡が見つかった。人手可能な証拠によると、初めアフリカ中に広がり、その後一九七〇年代中ごろ米国に広まったようである。
エイズやその他の 「人工ウイルス」 に関して述べた文章は、入手可能なものとしては世界保健機関WHO一九七二年報告書四七巻二五一ページに見られる。
「ウイルスが免疫機能に対し実際に選択的効果を及ぼすことができるかどうか、調べる実験をすべきである。つまり、ウイルスに感染して、細胞のウイルスに反応する働きがいくらか選択的に阻害された場合、果たしてウイルスに対する免疫機能自体も損なわれるのかどうか、その可能性を調べる必要がある」
フォートディートリック［メリーランド州フレデリック所在の米軍施設］ にある国立衛生研究所NIHの理事カールトン・ガジャスケは次のように述べている。
「ここの施設の中には、優秀で忠実な共産主義者の方が米国人より大勢働いている建物がある。ソ連や中国本土からきた科学者たちである。彼らはすべての研究室に自由に入ることができる。 軍の伝染病棟にさえ、これら米国にとって必ずしも友好的でない固からきた外国人研究者たちがあふれている」
このような発言を聞くと、わが国の国防研究所のど真ん中で、一般国民にとってあまり好ましくない外国人科学者が、ウイルスを人工的に開発したのかもしれない、という推測がにわかに真実味を帯びてくる。それが米国の人口を削減する計画のためか、あるいは究極の世界支配へのさらなる一歩のためかはわからないが……。一九七六年から八一年までは、エイズはホモだけの病気だと一般に考えられていた。つまり比較
（中略）
ホモではないのにエイズに感染した人たちもいたが、それは公共の血液銀行が原因だった。ホモたちがカネと引き替えに売った血液を輸血したからである。
当時エイズに罹った患者に告知する医者たちは、エイズを「ゲイのガン」と呼んでいた。カポジ肉種の証拠である醜い紫がかったデキモノが皮膚にできるので、診断を間違えることはほとんどなかった。
このころ多くの医者たちは、この病気はホモの行動に特有の肉体的要因によって生じると信じていた。肛門性交時に脂肪性潤滑剤を使用した形跡が数多く見られたからだ。潤滑剤が異常な性行為によって腸内に入り込み、感染したエイズが猛威を振るうための豊かな繁殖場所を提供したことは明らかだった。
著名なガン専門医ローレンス・バートン博士は「肛門腔へ継続的に繰り返し潤滑剤が注入されると、免疫機構にどんな影響を及ぼすか？」と問題を提起し、この行為は動物実験では免疫力低下を招いたと指摘している。バートンの弁護人W・H・ムーアも、硬化油［水素添加油］は口から入れた場合も肛門に使用した場合も、エイズの原因になりうると指摘している。
ここでまたわれわれは、どのような病気に関しても食物が影響を及ぼしていることを思い起こす。先に述べた、日本で原爆の放射線を浴びた被害者のことである。被爆者の中で日ごろから伝統的な脂肪分の少ない食事［玄米菜食］を摂っていた人々は、西洋的な高脂肪食を食べていた人よりも実際に放射線による死者が少なかったのである［長崎の浦上第一病院（現聖フランシスコ病院）で働いていた秋月辰一郎医長を中心とした人々を指す。
詳しくは秋月辰一郎著F死の同心円」講談社刊を参照］。
また硬化油についての疑問も生じてくる。硬化油は熟せられると危険な化学物質を発生させるが、この硬化油に熱を加えると、あるいはそのままで摂取した場合でも、人体に有害な作用を及ぼすのではないかと。エイズに感染していると知らされたホモたちが示す最初の反応を、心理学者は「ホモの怒り」と命名した。一種の狂気、つまり復讐への狂おしい欲望に患者は取り憑かれてしまうのである。
この種の 「エイズによる精神異常」は患者の約六〇％に見られ、このことが「エイズは単に昔からある梅毒の新しい変異種にすぎない」という一部の医者の見解の根拠となっている。梅毒の特徴は不全マヒと脳の劣化であり、最後は精神分裂症になるからである。
「エイズによる精神異常」をトキソプラズマ症と関連づける医者もいた。トキソプラズマ症は、ネコの体内でのみ繁殖する寄生虫が原因の病気で、エイズ患者と同じような精神異常を引き起こすからである。
●エイズと同性愛者
こうしたエイズの手掛かりをさらに追及するうえで障碍となっているのは、医療独占支配者たちがこの新しい病を蔓延させ、何十億ドルもの利益をさらに得ようと狙っていることだけではない。人権擁護の市民団体が患者の 「プライバシー保護」 の名目で、初めからエイズの調査を拒絶していることも、障碍の要因となっている。
社会を害したりあるいは 「社会」と呼ばれるものとの関係を意図的に絶っている他のグループと同じように、ホモたちも狂信的な集団忠誠心を発達させてきた。
（中略）
つまり彼らはエイズを利用しているので、おそらくエイズ問題の解決には、あまり乗り気でないのかもしれない。
この集団忠誠心は、ある事件で非常にはっきりと証明された。エイズに罹った多くのホモたちは、他の人間を可能な限り多くエイズに感染させることを決定したのである。その手段として実行に移されたのは、すでに彼らによって広まっていた度重なる性的接触だけでなく、ホモのエイズ患者による「献血」であった。
一九八七年六月二十三日、ロサンジェルスに住むエイズの末期患者ジェームズ・マーコウスキーが「ロサンジェルス血寮製造協会」に自分の血液を売った罪で逮捕された。彼は「エイズで死ぬ前にできるだけ多くの他人をエイズに感染させたかったんだ」と証言した。
一九八七年一月七日、エイズで死にかかっていた名うてのホモ活動家ロバート・シュワブは、同志全員に向けて、「同性愛の男性たち」はエイズと診断されたらただちに自分の血液を売るべきである、と公然と宣言し、そして次のように述べた。
「国民の注意を引くために必要な行動は、すべて正当化される。たとえ『血液テロリズム』を含んでいようとかまわない」
シュワブのアピールが広く一般に宣伝されると、米国のホモ同性愛者の二大拠点、ニューヨークとサンフランシスコで献血者の数が以前の三〇〇％［つまり三倍］になったのである！
ほかならぬ６９∴ドソンもエイズと告知されたときに、この「ホモの怒り」に取り憑かれた。
彼はすぐに、できるだけ多くの他人をエイズに感染させるよう、熱心な宣伝活動を始めた。とくに攻撃の対象として選ばれたのは、＠＠たちであった。彼らは自分がどんな危険な目に遭わされようとしているか、想像だにしなかったからである。
６９ハドソンはこの世を性的な大混乱［＠＠ 北欧神話の「神々の黄昏」で神々と悪神たちが大乱戦して全算が滅亡する］に陥れようと気狂いじみた決心をして、何百人とはいわないまでも、何十人かの純真な少年たちをエイズに感染させたことは間違いない。
この６９∴ドソンが行なった恐怖と嫌悪に満ちた乱交パーティ去結果、いまだに彼の遺産をめぐつて裁判が争われている。
●エイズの－般市民への広がりを隠蔽する動き
６９・ハドソンと仲間たちが、ひたひたと迫り来る死に苦しんでいるあいだ、米国の一般市民は、同情と軽蔑の入りまじつた感情で彼らを見守っていた。一般市民たちに不安は慕った。なぜならエイズに警危険性が蒜市民すべてにあるとは、その時点ではまだ指摘されていなかったからである。しかし、一九八三年九月十六日には早くも、ワシントンDCで開かれたある保健会議の席上で、ジョン・グラウアーホルソ博士が「エイズは黒死病の再来となるか？」と言って疑問を投げかけた。この会議でエイズは「大芸（ホロコースト）を招く疫病が連続的に襲いくる先駆けと寄うる」との報告がなされた。
一九八五年九月二十六日、ハーヴアード大学医学部のウイリアム人イゼルティン博士は、アフ米国では、行政当局は依然として、「エイズに罹るのは同性愛者、ハ射使用者）、黒人の四つの集団に限定される」といって一般市民の不安をまぎらわせ続けた。
この四つの集団は、不潔で堕落した独自の薄暗い世界に閉じこもってきた悪臭のする下層階級である。大部分の米国市民は、この四つの集団と直接接触する機会はまったくなかったので、エイズの流行は米国の中産階級を脅かすものとは決してならないかのように思われた。
「豚インフルエンザによる大虐殺」の張本人、アトランタにある政府機関の疾病管理センターは、エイズが一般市民に蔓延する可能性を国民に知らせないよう全力活動を開始した。
管理センターは、まるで帝政ロシア皇帝の勅令のように、絶対的な権限をもった発表を定期的に行なった。たとえば、エイズは昆虫によっては媒介されないとか、（エイズウイルスは唾液にも含まれることを認めながら）エイズはキスではうつらないとか、その他、まるで「グリム童話」の一節から引用したような科学的根拠しかない学説を発表し続けた。
それでも疾病管理センターは、一九八八年までに一〇〇万から一五〇万人の米国人がエイズウイルスに感染するだろう、と推計した。当時すでに、米国陸軍の中に五八九〇人のエイズ感染者がいた。ニューヨーク州保健局長のデーヴイッド・アクセルロッド博士は、エイズウイルスに感染している者は全員死ぬ運命にあると真剣に警告した。
「実際にエイズ感染者は全員死ぬ」
ヴァージニア州リッチモンドのジョン・シール博士は、一九八七年六月十一日のある学会で座長をつとめたが、はっきりとこう断言した。
「エイズは性的接触によってのみ伝染する病気ではなく、血液を介しても伝染する」
シール博士は、公衆衛生局長官のエヴュレット・クープ博士がエイズに関して意図的に誤った情報を広めているとして、彼を公然と非難した。そしてこの 「科学的偽情報」 キャンペーンに加担している者として、英国保健省長官のドナルド・アナスン卿、WHO事務局長ハルフダン・マーラー博士、米国立衛生研究所NIHのロバート・ギャロ博士、モスクワのイワノフスキー・ウイルス研究所の所長ビクトル∴ジダーノフ教授らの名を挙げている。
●ギャロ博士のH－∨ウィルス説は間違いだった
国立衛生研究所の常勤科学者ロバート・ギャロ博士を指弾したのは、なにもシール博士が初めてではない。ギャロ博士は「HIV」（ヒト免疫不全ウイルス）を発見し、これがエイズの原因であると主張して、エイズ研究の第一人者となった人物である。
国立衛生研究所は、他の研究分野と同じようにエイズ研究に関しても、科学者に研究助成金を小出しに分け与えていたが、ギャロ博士の発見の後、博士の学説にのっとらない研究をする科学者には、研究助成金の交付を一貫して拒否するようになった。
このころレーガン大統領は、エイズ問題を解決するために「エイズ問題大統領特別諮し間委員会」（中略）
。
ジェームズ・D・ワトキンズ提督がこの会の委員長だったが、この委員会は国民からさんざん非難を浴びせられた。なぜなら一般市民は、この委員会による実際の成果を知りたかったのに、何も公表されなかったからである。
HIV論争でギャロ博士と真っ向から対立している研究者の一人に、ピーター∴アユーズバーグ博士がいる。彼はカリフォルニア大学バークレー校のウイルス学の教授で、国立科学アカデミーの会員でもある。
デューズバーグ博士には、研究助成金を受けながらギャロの研究室でいっしょに働かされた経験があった。ギャロが記念すべき大発見をしたという同じ研究室でHIVを研究したデューズバーグ博士は、「HIVは病気の原因となるウイルスとしての標準的な条件を満たさない」という結論に達したのである。
彼は自分の発見を医学雑誌のキャンサー・リサーチ誌（一九八七年三月号）に載せて、ギャロ博士が自分の結論に同意してくれるのを待った。しかしデューズバーグ博士と雑誌編集長のピーター・マッギ一博士が驚いたことには、雑誌の刊行後もさらにその後数カ月たっても、ギャロ博士からはなんの返答もなかった。ギャロ博士はさらに、デューズバーグ博士の発見についての感想を電話で求められたときも、コメントを拒否した。
どうやら、ギャロ博士がHIVウイルスをエイズの唯一の原因であると主張したのは、すでにお馴染みの「事実とされているものが実は虚構である」という「研究」のひとつであったようだ。
この種のでっち上げは、学問や科学の世界では、人が想像する以上にしばしば行なわれる。この世界は、つまらない妬みや計算された詐欺、あるいは研究が嘘であることを暴露する恐れのある者に対して研究助成金をカットする、などといった欺瞞行為に満ち満ちている。
前に述べたように大部分の科学者は、研究記録の提出を要求されると、たいてい「たまたま燃やしてしまった」と答えるのである。
ギャロ博士が研究でHIVウイルスを分離させたところを、今までに見た者がいたかどうかは、確認されていない。しかしそれ以来、ギャロ博士はHIVウイルスについてこれ以上研究するのを中止させた。
医学雑誌バイオエアクノロジー誌の科学編集者ハーヴィー・ベイリー博士は「HIVはどのようにしてエイズを引き起こすか」というテーマの研究集会をホワイトハウスで開催する計画を立てた。この会議では、政府内政問題上級分析官のジム・ワーナーも共同主催者の予定であった。
ギャロ博士はこの会議に参加してみずからの主張の証拠を示すことを期待されていた。ワーナー自身は、デューズバーグ博士の発見を検討した後、すでにギャロに対して非常に懐疑的になっていた。ところが結局、ギャロは姿を見せなかった。それだけでなく、完八八年一月十九日に開催予定だったこの会議自体が、突然なんの説明もなく中止されたのである。
HIVがエイズを引き起こすというギャロの眉唾ものの学説を追跡調査するため、何億ドルもの研究費が毎年浪費され続けている。しかし彼の学説に疑問を投げかける研究者には、助成金は与えられない。デューズバーグ博士は、はからずも米国で第一流の官僚的科学者に挑戟して以来、いくつかおもしろい経験をした。「HIVウィルス病大統領諮問委員会」が、ニューヨークでの特別会議に彼を招待したのである。この一件は、ウォールストリートジャーナル紙の科学記者ケイティ・リJンユ会議主催者側のある委貞が認めたところによると、デューズバーグ
＠＠＠＠違っていること」を明らかにするという目的のためだった。しかし大統領諮問委貞会の委貞の誰一人として、デューズバーグが発見したさまざまな事柄のどれ一つについても、ちゃんと答えられなかったので、目的の達成は阻まれてしまった。そのため彼らは、ギャロの研究にいちゃもんを付けたと言ってデューズバーグを厳しく責め立てることで、みずから慰めるほかなかった。
「ホープ計画」 の責任者で既成医療産業の価値観を永年代弁してきたウイリアム・ウォルシュ博士は、デューズバーグに「大衆を混乱させてはいけない。エイズに罹っている哀れな人々を混乱させてはいけない」といって、強く諭した。デューズバーグは誰も混乱させようなどと思ってもいなかったので、彼の方がウオルシュ博士の発言に混乱してしまった。
デューズバーグは、単に科学的な研究方法で問題を追及し、結果的に政府の御用科学者の学説を批判することになっただけである。たとえそれが、ギャロ博士を守ることだけが唯一の役目のように見える大統領諮問委貞会のご機嫌を損ねたとしても、それはデューズバーグの過失であるわけがない。すでに述べたようにすべてのゴタゴタは、米国で真面目な科学的研究としてまかり通っているものの実態を表わしているだけである。
リーシュマン女史は、ギャロの学説が「検証を拒む思いつきの権威主義学説」だと決めつけた。
●エイズの起源をめぐる諸説
そのあいだ、エイズの本当の原因について真の科学的検証がなされなかったため、エイズの起源に関して多くの学説が噴き出した。その起源説には、前に述べた梅毒スピロヘータ ［梅毒の原因となるグラム陰性菌］ の新しい変異種であるという説から、何年か特定の地域で流行した肝炎ウイルスの変異種であるという説、またヘルペスウイルス群に属するエブスタイン・バーウイルス ［伝染性単核症の原因ウイルス］との類似性を説くものにまでおよんだ。
エブスタイン・バーウイルスは、おそらく今日もっとも広範に伝染されたヒトに感染するウイルスであろう。世界人口の約九五％がこのウイルスに感染している［幼児期までに不顕性感染（感染するが症状が現われないこと）する意味と思われる］。
このウイルスは普通、唾液によって伝染される。若者は感染すると伝染性単核症 ［とくに白血球の単核が増加する疾患で発熱・咽頭痛・全身リンパ節腫脹が見られる］ になり、その結果はライ症候群 ［年少小児に見られる急性脳症で突然嘔吐・痙撃・意識障害に陥り多くは三日以内に死亡する］、ギラン・バレー症候群［末梢神経、顔面神経核などに知覚異常やマヒが見られる疾患］、ベル麻痔［末梢性顔面神経麻痺］、慢性的な発熱および疲労などを合併した肝炎、牌臓の腫脹を生じる。しかしこの病気の症状は、医者が誤って多発性硬化症とかホジキン病、白血病、狼癒と診断することがよくある。
ニューヨークのステイーヴン・カイザ博士は、エイズを梅毒の最新型であると見ている科学者のひとりである。エイズがやたらと乱交するホモや売春婦に頻繁に見られるという事実から考えて、これは必然的な結論である。梅毒そのものの症例報告も、一九八七年の最初の四半期で、二三％も増加したが、これはここ一〇年間で最大の増加率であった。
ピーター・デューズバーグ博士は、エイズの原因はエイズウイルス以外にあると確信しているので、公衆の面前で自分の腕にエイズウイルスを注射してもよい、とさえ申し出ている。慢性疲労症候群の一種、すなわち現在世界中に見られるバ・r症侯群にすぎない革いう説である。
そのほか、エイズは単に「豚インフルエンザ大虐殺」の後遺症のひとつであり、豚インフルエンザの予防接種が原因だと確信する研究者たちもいる。エイズと真の「豚インフルエンザ」すなわち本当に豚に感染するウイルスとの間に関係があること、つまり、エイズはこれまで豚の間にのみ見られた豚インフルエンザの一変型であるという説が、今では認められているからである。
別の研究者たちは、二、三年前から広まっている血清肝炎［B型およびC型肝炎］ウイルスが、劇的にあるいは偶然に変異したものが原因であるとした。
しかしこれらいずれの説も、話のおもしろさという点で「ミドリザル説」にはとてもかなわない。この説は政府のプロパガンダ機関、疾病管理センターCDCが好んで提唱してきた説である。
この珍説によれば、中央アフリカ一帯を移動しながら生活していた小型のミドリザルの仲間から話が始まる。彼らは人間をあまり恐れないため、よく原住民の部落に迷い込んだ。このミドリザルは血液中にエイズウイルスの原型を持っていたが、サル自身はこのウイルスに対しておそらく免疫があった。
ある時この小さなミドリザルが、原住民の女性に噛みつく、あるいは彼女たちと性交するということが起こった。どちらを信じるかは、あなたの好みにおまかせするとしよう。原住民の女性のからだの中でエイズウイルスが活性化され、その後自分の夫に感染した。
夫たちはハイチに行き、そこで遊びでよくハイチを訪れていた米国人のホモに男性売春婦として買われて性的交渉をもった。その後この米国人のホモたちは、ニューヨークにもどって市民に感染させ、サンフランシスコに往復して西海岸にもこの病気を広めた。
この一連の出来事は、二、三週間のあいだに起こったといわれている。つまり、ミドリザルからサンフランシスコで男性同性愛者がエイズで死ぬまでである。けれども大部分の研究者は、エイズが現在の水準に拡大するまでに何年もかかったと僧じている。
●民主党によるエイズ隠蔽工作
エイズ患者がホモ ［男性同性愛者］、貧しい黒人、麻薬を静脈注射する者たちに限定されていたという事実のために、エイズの蔓延に対して適切な対策を執ることは困難であった。これらの少数集団は「堕落したものはすべてわれわれにふさわしい」というスローガンで知られていた。
同性愛者の人権運動が強力な圧力団体として浮上してくると同時に、エイズが蔓延した。
異人たちと同盟を結んだホモの活動家たちは、すべて実際的な目的のために民主党を乗っ取った。これには、テディー・ケネディー上院議員のような活動的な異性愛者［つまり大の女好き］たちもあわてふためいた。民主党の古くからの指導者たちは、今やエイズが民主党の十八番（おはこ）であるとして知れわたることを危倶し始めた。そのようなことにでもなれば、ライバルの共和党の方が「性的にまともな党」と見なされるからである。
永年マフィアによって支配されてきた民主党が気狂いじみたホモの連中に乗っ取られ征服されたことは、ほとんど疑いなく、対抗勢力の共和党にとって恩恵であった。その結果、民主党はエイズを隠すために必死になり、エイズ検査やエイズの拡大を防ぐための政府の施策に、ことごとく反対した。おびえた男性同性愛者の中からもち上がった。彼らはすでに自分の「パートナー」が、エイズで衰弱して死ぬのを見ていたからであった。この提案は強硬派のホモの怒りの声に出会ってしまった。そして忠実なサンフランシスコの政治家たちも、彼らを支援した。
サンフランシスコで選挙に勝つためには、男性同性愛者の票が勝敗を決定し、必要不可欠であるといった状況が、すでにずっと以前に確立されていた。そして同性愛者たちも自分たちのこの政治力を手放そうとはしなかった。
米国では政府によるエイズ対策たるや、いつ自殺してもおかしくないような変質者の過激分子たちに、コンドームと麻薬注射針を無料で配布するという哀れで滑稽な対策だけに限定されてきた。この政策によって、政府機関自身が実際にホモの性的倒錯と麻薬使用を助ける公式な後援者になってしまった。法律の監督者としては、まことに奇妙な成り行きである。
この新しいみごとな政策に呼応して、「バーズ花屋」は首都で一九八八年のバレンタインデーを祝ったときに、市民に特別プレゼントを配布した。それは、一ダースの美しいバラの花と一ダースのコンドームであった。この包みは「安全セックス花束」と呼ばれ、政府官僚から熱烈な歓迎を受けた。
エイズが大流行しているあいだ、政府は実質的には何もしなかったため、エイズは全米に広がり続けた。ジミー・カーターの飼い犬であった疾病管理センターCDCは、依然として民主党保守派の政治家たちによって支配されていた。このため、エイズ対策でロナルド・レーガン大統領の「ファ＠＠」政権と協力することは、すべて拒否された。エイズ流行の当初から、疾病管理センターはエイズの流行を隠蔽し、表に出さないよう延命工作を続けているのだ。
第六章 エイズはどこへ？
●H－∨以外のエイズ病原体
一九八五年の夏に、アタマジラミやケジラミがエイズウイルスの媒介をしている可能性について調査が検討されたが、疾病管理センターはこれをにべもなく拒絶した。管理センター職貞が拒否したのは単にシラミが怖かったからで、その理由について、調査が「実行不可能」 で 「ぞっとする」などと、しどろもどろに述べていた。
実際、多くのウイルスが昆虫によって媒介されることはよく知られている。とくに多いのがアルポウイルスすなわち「節足動物媒介ウイルス」 で、現在約五〇〇種が見つかっている。
トコジラミがエイズウイルスを媒介する主な昆虫だと確信している研究者たちもいる。エイズはアフリカ全土で急速に広まったが、トコジラミはほとんどすべてのアフリカ住民の家で見つかっているからである。
今では科学者たちは、蚊、ツエツエバエ［睡眠病や家畜のナガナ病を媒介する熱帯アフリカの吸血性イエバエ］、ライオンアリ、ゴキブリなどもまた、アフリカでエイズウイルスを媒介している可能性があると信じている。これはアフリカのさまざまに異なる国でエイズが急激に広がったことをうまく説明してくれる。これらの昆虫がすべてアフリカ各国で見つかるわけではないが、そのうちの一、二種類はアフリカのすべての地域に多数生息しているからである。一九〇〇年にウォルター・リード博士は、ネッタイシマ蚊Aedes Aegyptiが黄熱病の媒介動物であることを証明した。現在、サルがエイズ型のウイルスを運ぶこともわかっている。
ギャロ博士は、エイズ感染の責任はすべてHIVウイルスにあるとしているが、デューズバーグないのであるー・しかしギヤ
疑問は、残りの半数のエイズ患者の病原体は何か、ということである。あるいはデューズバーグ博士が述べているように、HIVウイルス自体がエイズの原因ではないのかもしれない。もしそれが事実なら、HIVウイルスの関与を前提とした政府の膨大なエイズ研究プログラムは、何百万ドルものムダ金を費やして見当違いの方向を追及していることになる。
疾病管理センターは、貧困や環境、昆虫などはすべてエイズの感染にはまったく関係ないと主張し続けてきた。ところがサイエンス誌（一九八七年五月号）に次のような募集広告が載った。
「類人猿がヒトに噛みつくことでヒト免疫不全（エイズ）ウイルスを感染させる可能性について研究する昆虫学者を求む。問い合わせは疾病管理センターまで」
疾病管理センターのおかげで、研究者たちがエイズ理論について誤った先入観を持ってしまう危険性が常に付きまとっている。
熱帯医学研究所ITMが、エイズはアルポウイルスと関係があると結論した研究結果を発表したときに、この研究所に助成金を支払っていたミシガン州立大学は、疾病管理センターから相当の圧力を受けた。このため同大学はただちに研究助成金をすべてカットしてしまった。一九八六年八月二十五日オックスフォード大学で、パリのパストゥール研究所に所属するジャン＝クロード・セルマン教授は、エイズがアフリカに生息する昆虫から見つかったと報告した。その報告によるとエイズウイルスが蚊・ゴキブリ・アリ・ツエツエバエの体内から分離されたという。これは疾病管理センターがいう「エイズは蚊やその他のいかなる昆虫によっても媒介されない」という主張と真っ向から対立するものであった。
カリフォルニアの医師ブルース・ホールステッド博士は、現代医学はエイズやガン、放射線宿酔［治療でⅩ線照射を受けたのちに起こる症状で嘔吐・倦怠感・白血球減少など］を治すことができないと述べた。博士はさらに自分の研究の結果、エイズウイルスはなんと一兆通りの突然変異が可能であることが立証されたと指摘した。
そのあいだ、腫瘍専門医（ガンの専門医）に治療を受けたエイズ患者よりも、ホリスティックな［食事やビタミン、瞑想などを利用した］治療を受けたエイズ患者の方が、死亡率が低いことが報告された。これらの患者の多くはエイズと診断され、二年間の寿命と宣告されたにもかかわらず、それよりも永く生存して医療歳計学者を驚かせている。
サンフランシスコに住む四〇歳のダン・ターナーは、現在もっとも永生きしているエイズ患者である。彼の話によると、エイズに感染したのは一九八一年六月のニューヨーク旅行中で、翌完八二年の二月十二日に医者から「ゲイのガン」に罹っていると知らされた。その証拠にすでにカポジ肉種の症状を呈していた。しかしその後、彼はビタミンCの摂取、自然食、瞑想、鍼、ウエイトリフティングといった養生を欠かさなかったために、現在でも健在である。
ローレンス・バジリー博士は画期的を著作「エイズを自然に治す」で、いくつかの治療法を紹介している。なかでも効果のあった典型的方法は、野菜、ビタミン、カモジ草［wheatgrassと呼ばれる植物でアン・ウイグモア女史が広めた］、絞りたての生ジュース、ハーブなどを中心としたベジタリアンの食事で、さらに毎日、生のニンニクを八、九個摂取するものであった。
●エイズ感染の恐怖と危険な集団
政府が時間を空費しているあいだに、米国市民は死の病＝エイズに感染するのではないかという恐怖におびえ続けた。
ボクシングのような出血を伴うスポーツ試合では、選手から飛び散る血液によってエイズに感染するのを防ぐため、レフェリーが医療用手袋を着用するようになった。また、裁判所でエイズ患者とともに出廷を命じられた者は、手袋や外科用マスクなどの防護用品を身につけた。
こうした身支度に対して、市民運動の人権団体は怒りと嫌悪を露わにした。このような防護手段はエイズ患者を「傷つける雰囲気」をつくると彼らは主張した。もっとも、そのエイズ患者がたいていの場合すでに死にかけているわけだから、「傷つける」などという論争そのものが、無意味にも思われるのだが……。エイズの流行は初めから、男性同性愛者・ハイチ人・静脈注射麻薬常用者・黒人というはっきり区別できる少数派集団に限定されていた。この既定の事実に、米国市民的自由連盟ACLUは激怒した。彼らは、人類平等主義の社会の原則として、病気がその被害者を選択するような偏ったものであってはならないと主張したのだった。一九八四年から八六年まで、ニューヨーク州刑務所の囚人のうちエイズ患者は、四五％がヒスパニック系、四三％が黒人で、患者の九七％が静脈注射麻薬常用者であった（一九八八年二月七日付ニューヨークタイムズ紙）。
私は以前著わしたrカナンの呪い」で、同性愛の起源が、カナン ［聖書の創世記に出てくる人物、ノアの息子ハムの第四子］が生きた時代から現代に至るまで、各民族の本来の血筋が汚染されたことにあることを立証した。つまり、本来的な性の混乱である同性愛は、本来の人種・民族性の混乱すなわち遺伝子のDNA配列の混乱からくる直接の結果なのである。
それゆえ、ジョー・シューレンバーグの実用書『ゲイの里親になるための完全ガイド」（ダブルデー社、一九八五年）には、白人の「ゲイ」のカップルがほとんど黒人の子供ばかり養子に迎えると書かれているが、これは驚くべきことでもなんでもない。
けれども黒人の養子にとっては不公平きわまりないことである。なぜなら、子供たちにはなんの罪もないのに、「ゲイ」の里親のどちらかからエイズをうつされる危険性に身をさらすことになるからである。
どうやら「ゲイ」の白人たちは、他の白人を「もうひとつのライフスタイル」［つまり同性愛］の危険性にさらしたくないと思っているようである。
★第六章補遺エイズウイルスの開発は国防総省の計画だった？
著名な栄養学者のケン・アンダーソンは、同性愛者は食事中のマンガンが欠乏している傾向があることを突き止めた。
ソーク研究所が一九九一年八月二十九日に発表した研究結果によると、同性愛者の脳細胞は、視床下部腹側の問質核が統計的に見て優位に小さいことがわかった。ここは性衝動を支配する領域である。報告書では次のように述べられている。「この領域の縮小が重大な影響を及ぼし、同性愛行紗の原因となっている」エイズ 「発生」 の起源について重要な証言がなされたのは、一九六九年七月一日、第九一回連邦議会特別予算委員会の小委員会でのことだった。この会議は国防総省の一九七〇年度予算に関するものであった。
議事録の一二九ページには次のように書かれている。
「分子生物学の劇的な進歩を受けて、われわれはこの分野が生物兵器とどのように関わるかについての研究を始めた。
一・現在わかっている限りにおいて、すべての生物病原体は天然に存在するものである。
二・今後五年から一〇年のあいだに、今までに知られているどのような病原体ともいくつかの重要な面で異なる、新しい感染性の微生物を開発することが可能となるであろう。この微生物に関してもつとも重要な点は、われわれの体を感染性の疾患から守っている免疫系の機能を、この微生物は損なってしまうという点にある。
三・このような病原体開発の実現性について予測した結果、およそ五年の期間と一〇〇〇万ドルの予算があれば達成できると考えられる」
どうやらエイズウイルスは、予定表どおりに開発されたようである。
ーーーーーーーーーーー以上引用終わりーーーーーーーーーーーーーーーーー
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。