現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康8 > 479.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
山口県宇部環境保健所は15日、同県宇部市の水産業者「唐下(とうげ)水産」(唐下善次郎社長)が北朝鮮から輸入し、出荷したアサリから、1グラム当たり4・7マウスユニット(MU)と、国の規制値(4MU以下)を上回るマヒ性貝毒を検出したとして、食品衛生法に基づき、同社にアサリの回収と販売禁止を命じた。
宮城、福島、千葉、静岡、愛知、三重、岡山、愛媛の8県の卸売りなど計11業者に7・8トンが出荷されているが、これまで健康被害などの報告はない。
山口県生活衛生課は「個人差はあるが、今回の毒量では、かなり大量に食べないと健康被害が出ることはないだろう」と話している。
同課によると、同社は今月6日、北朝鮮からアサリ27・06トン(20キロ入りの袋で1353袋)を輸入し、殻が割れるなどして廃棄された分と熊本県内で保管している分を除く7・8トンを同日、出荷した。このうち、愛知県の業者を通じて入荷した神戸市中央卸売市場で同市食品衛生検査所が抜き取り検査を行ったところ、厚生労働省の規制値を上回るマヒ性貝毒を検出した。
マヒ性貝毒は、餌として取り込まれた有毒プランクトンが体内に蓄積して毒化する。大量に食べると呼吸マヒで死亡することもある。1MUは体重20グラムのマウスが15分で死ぬ毒量。人間の成人1人当たりの致死量は3000MU以上。
[5月15日21時50分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040515-00000313-yom-soci